~パリの旅~

TRAVELOGUE 10月 26th, 2010.

 パリではもう観光名所などは前に殆ど周っていましたので、今回はシェフ(旦那)と一緒という事もありパリで地方料理が食べられるレストランに毎日通いました。
さすがに三日食べ続けた後は一日胃が何もうけつけなくなりましたが・・・。
 行ったのはオ・バスクというバスク料理のお店、シェ・ミッシェルというブルターニュ料理のお店、ギーサヴォワのビス店レトワールetc。どこも平日なのに予約なしでは入れない混みっぷり!続々と8時すぎにお客は増えていきフランスのレストランでは全く景気の悪さを感じませんでした。普通のカフェでさえ朝から晩までいっぱいの人なのですから・・といってもあれだけの数のカフェ、レストランがあるのだから大変な所もあるとは思いますが。レストランのお味といえば今回星付きにいっていないという事もあると思いますが、どこもとて~も素朴な味がしました。気持ちのせいかやっぱりその土地のワインとあわせて料理を食べるのはとっても美味しく感じました。
 しかし魚はどこも塩が強く、お肉は量がとにかく多く食べ切れなかった所が残念ながら殆どでした。今後フランスに行く方へのアドバイス!!フランスで内臓系はたのまないほうがいいかも・・ちょっとグレテスクすぎました。デザートはマンゴーのカプチーノ(マスカルポーネを泡にみたて、これでもかって位バニラビーンズがのっていた)、林檎のソテーカラメル味、クレームブリュレ グリオットソース、ガトーショコラ、フロマージュブラン、ババ・オ・ラムなどなど前は何もかもが新鮮だったのが今はどんなデザートでも日本でも食べられるのが現実!幸せですね☆
 日本には今何でもあるなーと思いながらお昼の散策をした後でも、パリの夜景にはやはり感動してしまいます。絵を見ているようで・・・。街のイルミネーション、セーヌ川のライトアップとっても幻想的でした。
少しミーハーですがパリでの一番の思い出!ジェニファーロペス見ちゃいました。ホテルクリヨンの前の人だかり。誰を待っているの?と聞いてみると私の大好きなジェニファーロペス思わず一時間待ってしまいました。それも待っている間いつのまにかおされ、もまれ一番前の最前列になっていてバッチリ。とってもきれいでした!

~フランスでのクリスマス~

TRAVELOGUE 10月 26th, 2010.

 去年のクリスマスシーズンにフランスのパリ・アルザス・南仏(ニース・プロヴァンス)に旅行にいきました。フランスに住んでいた時もあった私ですがこの時期のフランスは始めてだったのです。
 やはりパリの町並みはとってもきれいでどこもかしこも絵になる事・・・。
 クリスマス時期以外のヨーロッパはどこもどんより暗くなんだか寂しくなってしまうお天気が続きますが、この時期のパリといったら大道のシャンゼリゼのイルミネーション、ラファイエットデパートの日本では考えられない色の装飾、そして街を歩きながら飛び込んでくるとっても可愛いお店ショウインドウのデイスプレイ達。もうわくわく、にやけっぱなしでした。
 私が一番みたかったのはお店ごとに違うお菓子ブッシュドノエルですが、本当に種類の多さにびっくり!大きさもいろいろで中のクリームはラズべりー、プラリネ、コーヒー、チョコレートetc写真取り巻くり、食べまくりでした。
 パリを離れる前日の夜は友達がパリで料理留学していたので久しぶりに会いコルシカ料理専門店で食事をしコルシカワインを飲み、、特にコルシカ伝統料理と店員さんがおすすめで出してくれたいかの中にお肉が詰めてあるはおいしかったなー。
 アルザスのノエル市ではヴァンショーを飲みながら、ちょっとボッソとしたパンデピスをかじりいい気分でいると海外旅行初体験!!スリにあいかけました。手をかばんにいれられている所できずいたので助かりましたが思い切りマーケットの屋根に頭をぶつけ本当に頭きました。そのジプシーの中学生位の女の子二人組はしらじらしくパルドン!(すいません)なんていっちゃって・・。みなさんも気を付けて下さいね☆そんなこともありましたが屋台のお店をたくさん見て歩き、アルザスの定番料理ソーセージ、ベーコン、シュークルトなどの盛り合わせをしっかり食べ、(一つ頼んだら6人分くらいの量がでてきてびっくり)しっかりノエルグッツを購入したので大満足でした。
 最後を締めくくったのは南仏でしたが思ったよりプロヴァンスは静かで飾りなども地味目でした。
が、プロヴァンスの伝統お菓子市が開催されていたのでいいお勉強になりました。
 ニースは本当に大好きなところですがクリスマスにいって、またまた好きになりました。久しぶりに青空を見たというのもあったのですがニースの町を彩っていたクリスマスの装飾、イルミネーションが昼も夜もとってもきらきらしていてパリとは又違う華やかさがありました。
 ニースではショコラを買ったり、ノエルカードを買いためたり、しっかりデイナーにはスープ・ド・ポワッソンを食べて・・。フランスのクリスマスをしめくくるにはいい旅になりました。

~ドイツ、北欧のクリスマス~

TRAVELOGUE 10月 26th, 2010.

 5年前のクリスマスの時期。私は北欧のクリスマス菓子にとても興味がありドイツのニュールンベルグのクリスマス市の初日をスタートに、そこから北欧のデンマーク、ノルウェー、スウェーデン、フィンランドと回る旅行計画をたて一ヶ月ファームステイなどをしながらたくさんのサンタクロースと会う旅をしました。
 今思い出しても自分で言葉も殆ど通じない所によくいったなーと思います。でも北欧の人達はとっても温かくて優しい人達でした。フランスで知り合った北欧の友達も確か北欧の性格性を内気だけど優しい。っていっていたなーなど思い出しました。
 北欧は旅行して私の想像していた通り、クリスマス時期には友人や家族が集まり子供からお年寄りまでみんなが何週間にもわたってクリスマスを祝います。キャンドルの明かり、暖炉を囲んでの団欒、焼きたてのパンやお菓子、プレゼントの交換・・そんな北欧のクリスマス少しずつですがご紹介します。 そして北欧のおじ様たちみんなが自分をサンタクロースだとおもっているのです。北欧に何しに来たの?と聞かれ、北欧のサンタクロースに会いに来た!と答え何人に僕がサンタクロースだよ。といわれたことか・・・。そして女性達は色白だからか赤のコートが本当に似合っていました。

Part.1 ドイツ(ニュールンベルグ)

 クリスマス市が開かれる日は開かれる予定の時間まで一番大きな広場の屋台の回りにはテントがはってあり、代表の人が塔にたちその人の掛け声でテントはとられます。
さすが世界的にも有名な大きい市でお菓子やツリーの飾り、生花の飾りetcすごい量の出店でした。お菓子も見ていてもとってもきれいでとてももったいなくて食べれないような物ばかり。中にはソーセージなど売っている所もありさすが本場。本当においしかったですよー。
 そんな大きい市以外にもいろんな場所で小さなバザーのようなクリスマスマーケットをだす家や教会・・。みんなが手作りでお菓子を持ち合い売っていました。それぞれプレゼントをいれる靴下やツリーの飾りなど可愛くデイスプレイされていてそんな穴場っぽいところを見つけた時はすごく嬉しかったなー。やっぱりどこでも目立ったのはいろんな形のクッキーにアイシングで模様をつけたものでした。

Part.2 デンマーク

 デンマークで一番の思い出になったのはチボリ公園のサンタクロースの人形ばかりが集められたテント!どれも生きているように動いていたり、サンタクロースのいろいろな行動がおもしろく飾ってありました。現在パパノエルのお店の窓にはそこで撮った眠っているサンタの写真飾っってます。後コペンハーゲンの食器を売っているお店のデイスプレイもとってもきれいでしたよ。
 街のパン屋さんで目立ったのは、いろいろな形の食パンや飾りパン。 そしてタルトの型のみ。ハート型の食パンや人形をパンで作ったようなのはデンマーク以外でそれまで見かけたことなかったので感動しました。タルトの型はそれぞれの家庭で好みの果物など飾って食べるんですね。

Part.3 ノルウェー

 ノルウェーではお菓子に関しては一番の収穫がありました。街自体はあまり明るいところとはいえませんがノルウェーではクリスマスには必ず7つのお菓子をどの家庭でも用意をするという伝統がまだ残っていました。なのでお菓子やさんにも必ずそのお菓子はありました。
 7つのお菓子の名前はシロップスナップ、セリナクッキー、ベルリンリース、グールー、サンドタルト、スタッグズアントラー、プアーマンとどれも派手なおかしではありませんがそれぞれ形の違うお菓子です。今でもこの7つのお菓子を作れないとお嫁にいけないのよ!ともいっていました。
 このお菓子の他にはアーモンドがたっぷり入ったクランセカーケという特別なときに作られるケーキがあり、この形は丸い円の大きいのからピラミッド型になるよう順に小さい円をのせていきアイシングで飾ったお菓子です。クリスマス用デコレーションではノルウェーの旗や飴、人形などが可愛く飾ってありました。
 これはノルウェー以外の北欧でもよく見かけたものですがジンジャークッキーとジンジャーブレットハウスです。もういろんなお家が工夫して作られていて日本に帰ったら私も作ろう!って思うのですが帰ってくると、作らないんですよねえ・・・。
 ドローバックというクリスマス村にももちろん足を運びましたが広場のツリーやそれぞれのお家の窓枠を飾るデイスプレイがとってもきれいでした。
 クリスマス村の代表の方もとってもいい人でサンタクロースのバッチやノルウェーと日本の友好バッチをプレゼントしてくれました。
 そう世界遺産にも登録されているベルゲンにも行きしっかりノルウェーのセーター(ちょっと高価でしたが)もおみやげにかって帰りました。ベルゲンに行く電車は海に落ちそうな所をけっこうな速さで走るのですごくスリルがあって楽しかったですよ。
 ノルウェーで出逢った人達には冬ではなく食べ物もおいしい夏に来なさい!ってみんなにいわれました。

Part.4 スウェーデン

 スウェーデンのストックホルムの街はもう一度来たいって思えたとっても洗練されたきれいな街でした。可愛い雑貨やデイスプレイ、カフェも多くケーキも日本に近いものがありました。私は林檎のパイばかり食べてましたが、必ずといっていい程生クリームとアングレーズソースが両方用意されていてスウェーデンで久しぶりに生クリームがのったケーキを見たって感じでした。ノルウェー、デンマークでは少なかったので・・。ストックホルムの旧市街辺りはいろんな絵描きさんの絵が売っているお店などアトリエっぽいお店が多く歩いていてとても楽しかったです。
 ストックホルムからまずむかったのはノルウェーで知り合ったカナダ留学途中に北欧に旅行に来ていた由子ちゃんとユッカスヤルビという北極圏にある氷ですべてできたホテル。氷のホテルはまだピークの時期ではなかったので氷職人さんたちがまだ作業をしていました。氷の建物の中にある美術館、バーなど、、夜には氷職人さんが氷で作ったテーブルで氷をさすって演奏してくれたり氷のグラスでお酒をサービスしてくれたり、とっても貴重な体験でした。眠るのももちろん氷の部屋ですが氷のベットにトナカイの皮がひいてありベットの上に寝袋。寒くて寒くて私は途中リタイアでトイレに行きながら用意されたロッジでグッスリ眠りました。由子ちゃんといえば、私がぬけたのを知らずに一晩氷のベットで眠りました。すごいなあー。朝温かいレモネードがでる時間に部屋に戻った時にはちょっと由子ちゃんは怒ってました。
 そして雪国に住む人達の冬の足!足でけりながらすすむソリをホテルで借りお散歩しました。どの家の前にもツリーが飾ってあったり玄関前もいろんなツリーがかけられとっても可愛かった☆もちろんレストランやホテルにはフリーで食べれるジンジャークッキーがおいてありましたよ。
 そこからはフィンランドへは船で移動・・・

Part.5 フィンランド

 フィンランドではまずファームステイ先にむかいました。すごーく田舎町で駅に着いたときからみんなが東洋人の私を不思議そうに始めてみるような目で見ていました。そしてファームステイ先の長女が迎えに来てくれ宿泊するお家についてびっくり。道にその家の看板が出ていて敷地の広いこと広いこと。その村に必要な物がすべてあるような所でブテイック、レストランまであり、サウナも二つ。フィンランドでの楽しみはその本場サウナだったので会った時は嬉しかったなー。
 着いてからいろいろ案内された後、夕食メインハウスに招待されると、そこには20人の人が集まり出迎えてくれました。料理も、豚の丸焼き、サーモンの網焼き、ミートボール、私がフィンランド旅行中一番食べたカレリアンパイ(ライ麦粉を薄くのばした生地にご飯やマッシュポテトをいれて焼いたとっても香ばしくておいし~いパイ)デザートもたくさん・・ビュフェ式に用意されていてこれは全部マダムが作ったというからすごい。(ステイ中はそんな料理が毎日続いて幸せだったなー)
 食事中はもちろんみんな英語も日本語もわからないので(長女だけが英語を少し話せる)話しかけあうこともなくただチラッとこっちを見る視線だけを感じ私がみると目をそらされる?30分位そんな時間がすぎた頃、三人の色の白い可愛い三姉妹が私の前にきてもじもじしはじめ何をするのかと思ったら三人がクリスマスソングを三曲一生懸命歌ってくれてくれたのです。私はなんだか嬉しくって涙がでてきてしまって・・。それからの時間は私がおみやげの箸をだして使い方をみんなの前で披露したり(田舎なので箸を始めてみた人もいたようです)サンタクロースに変装したおじいさんがみんなにプレゼントを持って現れたり(ちなみに私は手作りキャンドルをもらいました)、輪になって歌って踊って日本でそんな体験をしたことがなかった私は夢を見ているような時間でした。とっても楽しい夜でした。
 残りの日は馬に乗せてもらったり、お父さんと家に飾るツリーの木を森に取りに行ったり、本場のサウナを体験したり(釜でまきをもやし白樺の葉がたばねたので身体をたたきながらはいる)日曜日には家族で教会にクリスマスの歌を歌いに行きました。そこは本当に小さな村で温かくてみんなが時間に追われることなくゆっくりと一日、一日を幸せそうに暮らしてるなーと思いました。
 村の子供達が集まってツリーに飾るクッキーを一緒に作ったのもとても印象に残っています。ここではジンジャークッキー、ココナッツクッキーを作りました。そして偶然にも次女は飴細工職人の資格をもっていて(スウェーデンにそんな資格があるらしい)私がお菓子を作る仕事をしているというと飴作りを一緒にしようとクリスマスなので豚などの飴細工を作ってくれました。すごく丁寧に楽しそうにしている顔が今でも忘れられません。
 そうやってあっというまに毎日がすぎ最後の日にはみんなからサウナグッツをプレゼントされ最高にいいファームステイは終わりました。ファームステイを終えてヘルシンキの本屋でフィンランドの伝統料理の本を手にとった時、本の中の料理を私は殆どという位知っていて食べてました。それは毎日ファームステイ先のお母さんが私にフィンランドの料理を本当に心をこめて作ってくれていたんだなあとすごく感激しました。
 そして旅の最終目標フィンランドのロヴァニエミからバスで行く北極圏上にあるサンタクロース村。まるで子供だましともいえるけどレストラン、サンタオフィス、郵便局とサンタ村にある物はすごーく可愛かったですよ。
 サンタクロースと記念撮影ができたり、本場のサンタに会えた!!って私はとってもはしゃいでしまいました。スウェーデンの北極圏でもよくみかけましたが、となかいもとっても愛らしい顔して可愛いんです☆
 私達がいった日はたまたまテレビの撮影隊もきていてみんなラップランド地方ならではのブルーを基調とした民族衣装を着ていてその服も又可愛かったです。
 そうやって北欧の旅は終わったのですが、周りにはよくそんな寒い時期にそれも北極圏によく行くよ??と言われたけれどこのクリスマス時期じゃなきゃ見れないこといっぱいみれ元からクリスマス大好きな私がもっとクリスマスが好きになり、きっといつか北欧でたくさん書き留めたクリスマスアイデアを何か形に出せたら・・と思っています。

フランスの料理学校「ラ・ヴァレンヌ」での想い出

TRAVELOGUE 10月 26th, 2010.

 私がヨーロッパに初めて行く事になったのは、このラ・ヴァレンヌに入ると決めたのがきっかけです。この学校は、リヨンの近くにあるジョワジーという村にあります。お城で先生や生徒が一緒に生活をしながら学ぶといったスタイルの、イギリス人女性アンヌウィランが校長の学校で私はお菓子コースをうけました。生徒は比較的アメリカ人が多く、いろんな職業の人がいて趣味の人もいれば、フランスでデイプロムをとり国で認められるようプロ目指している人、様々でした。
 お城の中には、大きなハーブ園(アプリコット、マロン、フランボワーズ、ヘーゼルナッツetc)、16世紀時代のパン釜、森、テニスコート、プールなどがありとても恵まれた環境でした。授業も時々はお庭でやったりと、みんなのびのびと受けていてシェフ達もとてもすばらしい人達でした。お城の少し離れに16世紀時代からあるパン釜でバケット、ピザ生地を焼く実習もありましたが、その時に村で唯一その釜を扱えるというとっても笑顔の素敵なムッシュ(おじいちゃん)が来て一日先生をやってくれたのも、楽しかった授業の想い出です。その釜で焼いたバケットもおいしいし、休み時間中にそのおじいちゃんが、ちょっと庭に咲いている小花をコップに飾ったり・・・なんだかそれをみた時おじいちゃんが私の中でのフランス人代表のように思えました。
 この学校で勉強して、使う材料も道具も日本で同じ物を使っているはずなのに、なんだか違う。環境がここまでかえてみせるのなーとつくずく感じました。幸せな時間。タルトが焼き上がる間、シェフに籠を持たされて「お庭でタルトにデコレーションするフランボワーズ、チェリーベリーなど好きな物を摘んできなさい」といわれ摘みに行く。みんなでいろんな事、その国々の食べ物など討論しあった時間。授業意外でも、プールで泳いだり、テニス試合をしたり、チェスをしたり。
 まるで映画みたい!と思ったのはローランというシェフが夜中にみんなを洞窟につれていってくれ、ろうそくをともし、詩朗読をした事など・・・
 実習でちょっと難しい事も、私は日本でもすでにケーキ職人として働いていた時だったのでスムーズにできちょっと嬉しかったの覚えています。それでも日本人の私達は積極的ではないな!と授業中は感じました。例えばアメリカ人の人達は、「好きなようにデコレーションして!」と先生にいわれると、「私がやる。」とみんながきそってやるけども、日本人の私達は見られればいい・・といったような感じです。
 実習で作った作品は、素材はリッチにリッチに!!がシェフの口癖でしたのでどれもおいしい物ばかりでした。自分がデコレーションしたちょっと不器用そうな出来の物でもあの環境で食べれば言うことなしでしたね。フランスでの学校選びはいろいろと迷いましたが、本当にこのラ・ヴァレンヌを選び良かったと思っています。この学校で過ごし私は絶対フランスで働くぞ!との新たな目標ができました。そしてお金をため、又出直したのです。

カバンヌ・ア・シュクルを探す旅

TRAVELOGUE 10月 26th, 2010.

 いつか忘れましたが何かの雑誌でメープルシロップを作る小屋がカナダのケベック州にあるという記事を読み、それが記憶に残りいつか行きたいなーってずっと思っていました。しかし、その雑誌をどこで読んだのかも覚えていなかったので記憶になんとなくあるケッベク州という土地、一年のうちの一カ月しか収穫されない(確か2月)という二つのキーワードだけで計画を立て始め、飛び立ってしまいました。 ケベックではちょうどウインターカーニバルが行われ、とても賑やかでした。
 街のお祭りでは寒い所ならではの遊びが無料で行われていて、雪の坂をタイヤにのって滑り落ちたり、氷で作られた急な坂コースを木ソリにのりすごいスピードで滑り落ちたり。本当に童心に戻って遊んでしまいました。お祭り会場でも街でもメープルを使ったお菓子があらゆる所にあり、私の一番のお気に入りはメープルタルト!!甘いだけではなくコクがありおいしかったです。その他にも小さいコーンカップにメープルが流しこまれたものがあったりさすが本場を実感しました。が、私は最大のミスをしてしまいました。私の見たい砂糖小屋で行われるシュガリング・オフという物は3月中旬からという事で、どの観光局できいても今はクローズよ!との一言。もうがく然としました。
 しかしカナダではB&Bを行き当たりで予約し宿泊していたのですが、ケベックでお世話になった家のマダムが超がつく程の親切!!私達がカナダにきた理由を説明すると、何十件も電話帳をみて開いている砂糖小屋はないかと電話をしてくれて、見つかりました!!たまたま団体客がくるのでケベックの伝統料理をだしているレストラン・小屋をあけるというのです。もう感動でした。それからはもう大急ぎで用意してすぐタクシーを呼び、オルレアン島にある砂糖小屋にむかいました。そこでメープルシロップを作る工程の説明をうけ、小さな博物館の見学。ケベックの伝統音楽を聞きながらのすべてにメープルシロップを使ったケベック伝統料理の食事。最初にでてきたメープルの入った食前酒、豆のスープ、メープルハム、最後にでてきたパンケーキは絶品でした。
 一番楽しかったのは、必ずその時期に行われる、取れたての樹液を温め雪の上にたらして棒にクルクル巻いて食べるタフィーという物作りです。(日本でいうと水あめみたいな物)おいしかったー。そのマダムのおかげで大満足の旅行となりました。お父さんも恥ずかしがり屋なのですが私達が連泊している間、何気に玄関で心配して待っていてくれたりと、とても温かい夫婦でした。又、そのお家が高台にたっている為2階から見える夜景が最高にきれいで、お部屋も可愛く・・・。
 そういう体験ができるので、私はいつも海外に行くときは思い切って宿泊はファームステイやホームステイ、短い滞在ではB&Bにしています。その国の生活が本当によくわかりますよ。といえるのは今まで外れた事がないからだと思うのですが。この時のカナダの旅はすべてフランス語圏だったのですが、単語が変わるほどの発音(訛り)にびっくりしました。が、やはり安心ですね。フランス語圏は。又、いつか今度は紅葉の季節にカナダへ足が運べたら・・・と思っています。
 <おまけ>カナダの人が日本人がメープルに注目し、買い始めるようになってから
メープルの物価があがった!となげいていました。

フランスのお菓子屋さんでの想い出

TRAVELOGUE 10月 26th, 2010.

 私が調理の専門学校を卒業し、一番始めに就職をしたフランス菓子店は学生時代アルバイトしていたフレンチレストランのお店にきていたお客さんの「とてもおいしいフランス菓子店が目黒の白金にあるよ!」との言葉からでした。私はすぐそのお店に足を運び実際にケーキを買って帰りました。そこのお菓子は本でみたようなフランス菓子で味もとても優しい物でした。おまけにとてもこだわった材料で作るイタリアンジェラートも作っていて・・・。
 早速働きたいと申し出をし、たまたま従業員がやめる偶然と重なりすんなりそこへの就職が決まりました。私のケーキ職人の始まりです。
 シェフはフランス帰りのシェフでとてもお菓子が好きなシェフでした。多分、厳しいといわれる職人の中では優しい方だと思います。ですが働いている時の私は人一倍不器用な上に、すぐ目についてしまうような失敗をしょっちゅうしていて、とにかく怒られ、あきれられ涙・涙・・・でした。その影でないているのもいつもすぐみつかり、「何泣いているんだ!!」とどなられ、「あっちいって下さい!!」と言い返す。気の強いのは始めからだったんですね。働いている時、本気で私はケーキを作る仕事に向いていないんじゃないかと思い本気でシェフに相談した事もありました。
 その時シェフは好きだったら続けられるし、センスもよくなるって励ましてくれました。そのシェフの作るケーキは本当においしくて、普通ゴミ箱いきのケーキの端の部分も必ずとっておいて食べていました。新作のケーキがでるのもすごく楽しみで、クリスマスのシュトーレンやヴァレンタインの生チョコケーキetc、あれをいれた方が美味しいよ・・などいいながらの試作がとても楽しかったのを覚えています。
 朝も早く、休憩は粉の袋の上で寝てしまうような(よだれをたらし寝ているのを何度も起こされました。)ハードな仕事でしたが、朝出すケーキの仕上げが終わった後に、みんなで焼きたてのクロワッサンを食べながらカフェオレを飲んだこと、ラジオをききシェフと鼻歌を歌いながらケーキを作ったこと、ケーキを作る事が楽しいって思い続けられるのはあのお店の想い出は大きいです。残念ながらそのお店はもうありませんが現在そのシェフは成田でお店をやっています。シェフの作るケーキが好きだからついていけました。働く上でとても重要ですよね。だから、時々ケーキ屋さんで働いている職人の子達をみて疲れきっていたり、笑顔ないのをみるとケーキを作るの好きなこと忘れないでね!って思います。

フランスのケーキ屋さんで働いた想い出

TRAVELOGUE 10月 26th, 2010.

 私が通っていた語学学校の校長先生と話す機会があり「日本でケーキを作る仕事をしてるんです」の会話がきっかけで、先生の知っているケーキ屋さんを紹介してもらう話しがまとまりました。そのお店は街場の老舗のお菓子屋さんで、昔のまま焼いているお菓子はかわらない。といった感じのお店です。早速スタージュさせてもらう事になったのですが、それからの生活は朝5時にはお店という過酷な物。
  それまではみんなと朝食を食べていたのに、一人暗いうちに起き食事をし、まだ車も通っていない道路を自転車で通うといった生活。毎朝、眠い気持ちと戦い自転車をこぎながら「フランスまできて何やってんだ?」って思っていましたが、それも束の間、お店に着き、地下におり朝パンを焼いている香りがしてきた瞬間。幸せ~って眠さもふきとびました。朝はやはりオープンまでの準備でみんな忙しくしていましたが、シェフはいつも丁寧にその店のやり方を教えてくれました。タルト生地を敷いたり、果物を飾ったり、時には誕生日のプレートも挑戦させてくれました。
 海外ではポピュラーでどこにでもおいてある、それまで食べる気がしなかったマジパン菓子もこのお店で初めて食べてみておいしい~っていう発見や同じ道具の使い方も国によって違うんだなーって事も知りました。
 そして、学校に行く時間には、その朝出来立てのケーキやパンを四角い真っ白な箱にいれてリボンをかけて、毎日持たしてくれるのです。それが何よりも嬉しく、小さい頃お手伝いをしてご褒美をもらったような気持ちで、その箱をぶらさげ学校に行くのが日課でした。そこでは本当に数時間のお手伝いだったので、この時もっときちんとフランスのお店で働いてみたいなーって思う気持ちがその後現実になりました。

フランス、アヌシーでの想い出

TRAVELOGUE 10月 26th, 2010.

 とりあえずフランスで知り合いを作ろう!と2度目のフランスへは語学学校に行く事にしました。ホームステイは当たり外れがあるというので始めドキドキしましたが、3カ月ホームステイ生活することに決め早速開始。アヌシーはスイスに近いサヴォワ地方にあり、湖もとってもきれいなフランス人の保養地ともいわれている所です。ホームステイ先もお料理大好きなマダムに家庭を大事にするムッシュ、そして私と同じ年の息子さんに2つ年下の娘さん。そしてもう一人オランダ人の学生。別荘のような広さのお家で、毎日がフランス料理のコースのような食事。とても恵まれた環境でした。しかし、語学学校の方は初心者コースといってもみーんな初心者ではない!といった状態。その中で唯一スウェーデン、ドイツ、アイスランド、デンマークからきた4人が私と一緒位のレベルでスタートだったのですが、さすがみんなヨーロッパ勢・・・。
 早い、早いフランス語習得が。おいてかれるー!!というプレッシャーと、家でもとてもみんなフレンドリーに話しかけてくれるのはいいが会話についていけない。何日間かホームシックのような状態におちいった事もありましたが、そのできない組のクラスメートは、そんな話せない私にも必ず夜街のカフェにくりだす時には誘ってくれ「もっと勉強して話せるようになろー」って励ましてくれました。言葉も大事だけど、気持ちでここまで通じ合えるんだって感動しました。今でも手紙のやりとりをしています。
 ホームステイ先のマダムにはケーキを作る事ってやっぱり楽しい。って再認識する事教えられました。暇さえあれば、私がケーキ作るの好きなのを知っていていつもケーキを焼こう!とチョコレートケーキやリンゴケーキetc手際よくパッパッとつくってくれました。チョコレートケーキはその時、その時でナッツが入ったり、メレンゲしいたり毎回が新鮮でした。
 リンゴケーキの時は焼き上がったケーキをお皿に移し、自分で好きなお酒を好きなだけかけて食べて!って本当においしかったー。必ずケーキを食べる時にワインだったのもフランスならではに感じました。(この家は特別だったのかもしれませんが)どれもが家庭のお菓子という感じでした。このマダムにはケーキを作る事難しく考えないで!好きな材料で好きな物食べたい時に作ろう!ってそんな気持ち私もケーキを作るの難しいって思っているお菓子大好きな人達に教えられたら・・・。と思いました。
 休みの日は湖にみんなそれぞれ好きな物を持ち寄ってハイキング。近くの山に登りに行ったり、モーターボートにのったり、馬にのったり、自然を満喫。人生いろんな所行って、見て、やれるときにいっぱい興味のある事勉強して、好きな事続けていけたら本当に幸せって実感したのはこの時です。これからフランスへ行く方、アヌシーはお勧めです。

ニューヨーク研修での想い出

TRAVELOGUE 10月 26th, 2010.

 ヨーロッパのいろんな国のお菓子を見て日本に帰ってきて少し落ち着いた頃、急激にアメリカの田舎菓子やデリカに興味が出てきていた時に、偶然、ニューヨークに研修ありという求人をみつけ、運よくそこで働く事ができました。そこの会社は、その時に注目されているニューヨークのお店と契約を結びレシピ提供してもらい日本で何店舗かの複合店をオープンさせるといった計画のオープニングスタッフの募集で、結局私は、ジェラートを習いにイタリア人の経営しているイタリアンレストランと、ニューヨークスタイルのお菓子を習いに女シェフで注目されているお店に一カ月研修に行くことになりました。ジェラートを習いにいったレストランでは食材がすべてシェフの生まれたシチリアから空輸されているので、ブラットオレンジ、リコッタチーズ、エスプレッソ、イチゴのジェラートは日本では絶対無理な味の出来でした。素の素材にはかないませんね。
 今までであんなにおいしいジェラートは食べた事ないです。賄いの料理も自家製モッツラレアチーズやピザetc…もう幸せでした。が、研修中、親知らずが生えてくるというアクシデントがおき、歯が痛くてせっかくの料理が何日か食べれなかったのは本当に残念でした。おまけにアメリカで歯医者にかかり、訳のわからない英語で怒られ、神経と歯を計2本抜かれるはめになりました。海外へ行く時は本当に「歯」は直していきましょうね!!お金も保険がきかないのでえらいことになります。
 お菓子を習いにいったお店は朝の仕込みのマフイン、スコーン作りから始めるので朝5時にはお店にはいらなければいけませんでした。まだ暗いニューヨークの朝、少しビクビクしながら歩き、みんなが行動しだす前の街をみれた事も、今思えば貴重な体験です。一通り、お店に並べるお菓子ができたら、夕方まで休憩になるので朝早く起きて得をした気分で街を散策するいい時間になりました。
 厨房では、スペインやアフリカ系の人とがいたのでスペイン語と英語が混じってみんな話してました。働きながらフランス人とアメリカ人の仕事の違いをあきらかに感じたり、ちょっとした道具の違い。出来上がったお菓子もアメリカは見ているだけでお腹いっぱいになるほどボリュームあるし…。性格的には、自分のやっている事が絶対!!という感情が大きいのはやっぱりアメリカ人ですね。必ずみんな自分の大事な秘密を教えてくれるように教えてくれるのもすごくかわいいですよね!
 女のシェフは、忙しくいつも余裕ないといった感じでカリカリしていました。が、みんなそのシェフの作ったレシピを大事に作り、私が間違って作って怒られないかといつもチラチラ心配をしてくれました。いろんな国へ行って、いつも言葉は完璧ではないけれど厨房にはいると、やはりお菓子を作る、物を作るのは共通で、通じ合えるのが本当にいつもうれしいです。必ずといっていい程、みんなお母さんやおばあちゃんに作ってもらったお菓子のレシピを大事にもっている事もとても素敵だなーって思います。
 日本に帰ってきてから、一緒に働いていた子達から贈り物が届きました。みんながそれぞれbestbookにしているお菓子の本です。アメリカンクッキーの本やマフィンの本など。とても嬉しかったです。そして、私もいつか誰かがそういって持ってくれるような本が作れたらと思いました。

一つ星レストラン(スタージュ) での想い出

TRAVELOGUE 10月 26th, 2010.

 フランスのアヌシーという街の語学学校に通っている時、知り合いの人に“となり街にあるシャンベリーという街に最近とても注目されているレストランがあるので食事に行ってみたら?”とのきっかけから始まり、一カ月後にはそこの厨房で働いている私がいました。
 そのレストランはサヴォワ地方にあり、伝統的なサヴォワ料理をだしているようなレストランで、レストランの内装も、働いているサービス、ソムリエのスタッフすべてがフレンドリーでとても気持ちのいいサービスをしてくれました。デザートもとてもボリュームあるもので、こんな所で働けたらなーという気持ちが通じたのか、仲良くなったギャルソンがシェフを席によんでくれ、シェフは厨房をみせてくれたうえにスタージュしたいという気持ちをあっさり引きうけてくれました。
 しかし、現実はやはり厳しいもので一人部屋の寮を用意してくれるはずが、先にアメリカ人のスタージュの女の子が入ったため、私はフランス人の子と三人部屋!。寮は男の人達とみんな一緒のフロアーで、アパートの二階をレストランの寮としてかりてる状態。フランス人はもちろんベルギー人、アメリカ人、ポルトガル人と10人位で一緒に生活するのにシャワー、トイレは一つ!!と始めはどんな事になるかと思いました。窓から見える景色は最高だったんですけどね。
 仕事初日も、レストランで食事をしていた時の空気とは違い、厨房の緊迫した空気(まさに厨房は戦場)、シェフのあの優しい笑顔はどこ?てな感じで、もう頭はくらくら、目はきょろきょろ開きっぱなしといった状態で、かなり不安になりました。聞こえてくる声も「ウイーシェフ」というかけ声のみで、みんな汗ビッショリで小走りしている…。
 そんな状況にも、洗い場のポルトガル人にいつも明るく話しかけられたり、シェフのお父さんが毎日ハーブや果物を家の庭から摘んできたんだー!と籠を見せられたり、みんな忙しくてもちょっと目があうとニコッて笑ったりウインクしたり。という環境に助けられ頑張れました。デザートシェフからいわれた数字も聞き間違い大量にソースを作ってしまったり、チョコレートケーキを焼き過ぎどなられたり・・とその時はすごく落ち込んだけれど、仕事が終わったときにはみんなそんな事忘れているといった感じで、シェフのママのレシピを教えてもらったり、休み時間はきれいな川でお昼ねしたり、カフェで昼からビール飲んだり、やはり日本とは何か違うな?って感じながら働いてました。
 ただ、あのコック達のタフさにはついていけないかな?朝8時位にみんなで車にのりこみ、ランチタイム後、だいたい2時間位の休憩時間。後は、殆ど12時過ぎまで働いて、掃除に一時間位かけ、もうクタクタのはずなのに寮で2時過ぎから飲みだすといった具合。若いスタージュ生の男の子に、フランス語でわざとわからない事いわれて、からかわれたり疲れすぎて涙がでた時、鼻血がでた時もあったけれど、夜中12時位から始まるウェデイングパーテイではみんなでケーキを作りそのパーテイにコック服姿で参加したり・・・
 10日位休みなしで働いた後シェフからのプレゼントでとても素敵なレストランに連れていってもらったり、仕事中、地下に物をとりに行く度のつまみ食いや、アメリカ人の子とふざけ合ったりした事。本当に大事な宝物です。それ以外でも、フランスでは当たり前に行われている人種差別や各国の仕事の仕方の違いなど勉強になりました。今でも、一緒に働いた子とは連絡とりあっています。