2008/2 イタリア旅報告「後編」

COLUMN 8月 3rd, 2008.

今回又大きく実感したのはユーロ高。
昔、日本よりあれもこれも安い・・なんて喜んでいたのが懐かしいです。
でも買物をあまりしない私達なので、(これがフランスだとそうはいかないんですが。フランスの可愛い雑貨達に負けてしまうので^_^;)イタリアでは一番お金のかかる食事でこれだけの美味しい物を食べて飲んでこの値段なのだから安いんじゃない?と満足しやはり又行きたくなってしまうんです。

―今回の旅は車を借りずにバスと電車の移動の旅。車での移動は荷物の持ち運びなどに苦労しないし、行く予定のなかった街や村にも気軽に立ち寄れるのでとっても便利ですが、やはり緊張しますし運転は疲れます。(私は海外ではしないですが)バスや電車だと気軽に移りゆく景色をボーッと眺めていられるので気が楽です。(私達の場合焼き菓子などのクッキーややジャンクにポテトチップスを買って電車にのりこみパクパクと食べるのが楽しみ)ストの多いイタリアでまだストにもあった事なく電車の遅れも殆ど体験していないのは運がいいと思いますが。
今回の移動ではちょうどサッカー試合が行われた日もあり、車両はみんながサッカー談義。イタリア人のサッカ熱をまじかに始めて見ました(*_*)もうお喋りが止まらない・・・。

エミリアロマーニャ州への旅
ボローニャへ到着。
ボローニャはレンガ色の街。建物にはいろんなタイプのアーケード?柱廊(ポルティコ)が連なっていてここなら雨でも歩きやすいな~と感じながらの散歩。
大通りから路地にはいっても靴の工房や家具の工房があり地元の人達の生活がかきまみえ、ここでなら道に迷っても楽しめそう(^.^)とても気に入る町の一つとなりました。中世の貴族が自分達の権力を誇示するためにたてたという斜塔も迫力あったし(かなりかたむいていて少しびっくりしましたが)ゴシック様式のサンペトロニオ聖堂もまだ未完成とはいえかなりの見ごたえありで美術館のようでした。
そして気に入った大きな理由はやはり食。さすが美食の都ボローニャ!!
ボローニャにいったら又絶対足を運ぼうと思えるモンテグラッパ・ダ・ネッロというお店。
開店すぐに入ったので20時30分からの予約のお客さんが来る前までならいいよ!と無理やりいれてもらえましたが広い店内予約で満席。みんな美味しい所は知っているのですね。お店の雰囲気もサービスの人達も超がつく程感じよく、頼んだ料理も全部美味しかったです。
前菜のフリットミストは旬の野菜やお肉、林檎やカスタードに砂糖をまぶし揚げたデザートまでもが入り大満足のボリューム。ジビエのパッパルデッレもタリアッテッレボロネーゼもきしめん状の手打ちパスタに牛肉のソースが深~い、深~い味わい(*^。^*)コートレットアラボロネーゼも感動的に美味しかったな~。ミラノ風カツレツにチーズがのったものですが、チーズがのっているのにさっぱりとしていてお肉とソースが絶妙でうなる程の美味しさでした♪シェフは思わず目をつぶって食べてました・・。
タリアッテッレにカメリエーレがチーズを削りいれてくれるのもとってもスマートで、この光景をイタリアで何度も体験したシェフは帰ってきてからお客さんにやってましたが・・。なんか違う??

パルマ
パルマでの食事も大正解。
この日はシェフの誕生日だったのでいつも以上にお店選びは慎重に・・。足が痛くなる程フラフラとお店散策の為歩き回りました。(夕食のお店を決めるというだけで)お陰でこじんまりした町の立地が頭にはいりました(^.^)途中に何件も出くわすパルミジャーノチーズや豚の足がぶら下がっているお店に誘惑されながら・・。
パルマはツーリスト向きのお店が多いようで、メニューをお店の前で読んでいると地元の人達にここは駄目よ!高いだけ・・!など忠告されます。
結局地元の人にあの界隈に手ごろで美味しいお店があるわよ!との言葉に従い、たどりついたGallo d‘oroという店名のタベルナ。お店の開く時間にいくと、お店はもうわいわいと賑わっていてどうにか二人はやっとあいていた席に滑り込みで案内されました。他に決めようと思っていたお店はシーンとお客さんの入る様子なく、シェフと「この町はみんな外食しないんだよ!普通に極上のハムやチーズが買えるんだから・・」なんて言っていたのは嘘でした。
地元で働いているであろう人達が次から次へと、目の前の大きなスライサーでスライスされるハムの盛り合わせ、チーズ、リゾットなどなど土地のワインと味わってました。
私達は地元特産の発泡性赤ワインランブスコと一緒に楽しみにしていたクラテッロという(生ハムの中でも上質といわれる豚のもも肉、お尻のごく近い中央部分のみのお肉)極上の生ハム。脂っぽくなく、なんともいえないコクと旨みのある物でした。他にはエミリアロマーニャ州名産の詰め物入りパスタ、かぼちゃのトルッテリやとってもまろやかな味わいのリゾットパルマなど堪能しました。

―今の時期何処でも色々な調理法ででてくるカルチョフィ(アーティチョーク)。日本ではまだまだ馴染みうすいですがイタリアではサラダ、フリット、ソテー、パスタやリゾットの具や付け合せにも何でも使われます。栄養価も鉄分たっぷりなんですって!後はセージのハーブも結構使われていました。イタリアの朝食はフランスのプティデジュネのようにワクワクするような豪華な物ではなくシンプルですが、冬が旬のArancia Rossa赤いオレンジ。はどこのホテルでも朝食で100%絞りたてで毎日おかわりして飲みました♪見た目は普通のオレンジの皮ですがむくと赤く、日本では赤いオレンジは高いイメージなのでとても贅沢に感じました。

フィレンツエなど
一時間位でボローニャからフィレンツエに行けるんだ~と急遽時間があったのでフィレンツエへ。
前に訪れた時に気に入ったお店周りやピッテイ宮前で絵を売っているシエナに住んでいる絵描きさんに会いに行ったり、大好きなお店は全部覚えているもので地図無しで歩き辿り着けました。いつも旅では歩き回っているので土地勘ができるんですね!フィレンツェに行ったのは日曜だったので行きたかった市場や人が多いのが残念でしたが、この街は何度来ても落ち着く色合いのあたたかい街です。

―シェフがフェラーリ好きだったというのが発覚しモデナ(ここも又、食の街ですが、きりがないので省略します)からバスで30分で行けるマラネッロにあるフェラーリの聖地、フェラーリ博物館にも行ってきました!
意外と小さかった博物館。シェフはかなり興味深そうにいろんなコレクションに見いってましたが、私はあまり興味がなかったので12€もする入場料を出して入っても何も感じず^_^;でもったいなかったなあ。
テストコースで走るフェラーリのブオーンという音にはしびれましたが・・。
でも実はシューマッハとのプリクラがある!という情報を知っていて撮っちゃ
おう♪なんて楽しみにしていましたが、シェフにあっさり、シューマッハと撮ったって・・・と却下(~_~;)

私達の行った時間はメカニックの人達など働いている人のお昼時で、工場から赤いユニフォームを着て続々と出てくる姿が、ここで僕達は働いているんだ!という誇り高さを感じかっこよかったです。

ミラノ
最終日ミラノでは、ナヴィリオ運河を散歩したり、オーソブッコ(牛肉の煮込み)やミラノ風リゾットを食べおさめた後(お肉ばかり食べている感じですが日本での私達は最近あまりお肉食べないんですよ。でもイタリアのお肉シンプルに本当に美味しい♪)教室の生徒さんでもあった和美さんとフォーシーズンズホテルでアペリティーボをしようとの約束していたのドウオーモ界隈へ。(アペリティーボって響きいいですよね(*^。^*))
無事和美さんと合流しスプマンテと苺で割った今が旬のカクテルで乾杯♡
ここでのおつまみはオリーブやセージを揚げたの、少し日本風におかきもあり、、今のイタリア状況など聞きながらゆっくりと過ごしました。和美さんのご主人はイタリア在住10年なのでとっても興味深い話しがたくさん聞けました♪恐~い話しもたくさん。フォーシーズンズホテルのあるモンテナポレオーネ界隈はまさにミラノコレクションが開催されている時だったので、華やかでおしゃれな人達で賑わってましたよ~。フォーシーズンズに入ってくる人達も同じ人間か?と思う位、綺麗な人ばかりだったけれど、アペリティーボ前に老舗カフェコーバでコーヒーを飲みながらの人間ウォッチングでもかなりレベル高~い(*^。^*)
入れ替わり立ち代りでカウンターでコーヒーをスマートに飲んで行く人達。何時間いても飽きず目の保養たっぷりです(^^)v
こちらの人達は本当にみんな個性あって素敵です☆☆☆新しい物だけにこだわらず古い物やお気に入りの物を長~く使って、小物などはいい味がでて、それが個性になるんですね!
と最後はミラノもいい思い出に日本に無事帰って来る事ができました。

結局バウチャーを奪われ不安だったホテル探しも、駅に着きホテルリストと街の地図をもらいだいたい覚えていたホテル名のアルファベットと場所(多分駅の右側だったような・・などかなりアバウトな記憶)を重ね、よしここだ!と勘で全部見つけられたのはシェフに褒められましたよ(^_-)
全ホテル、駅周辺でとっていたのでみつけやすかったのもありますが。

今回は二人で旅をして始めてアクシデントにあいましたが、それでも帰りの飛行機には次どこに行こうかな~。何食べたいかな~と考えてしまうのが旅の魔力です(私は病気?)
フランスに住んでいる時にガイドブックを一冊も持たずギリシャへ一人旅したり、周りのフランス人に危ないと止められてもモロッコに行き、さらわれたり。。(今でも思い出すとぞっとします^_^;)など結婚する前程無茶な事はしなくなりましたが・・・。

―旅をしている時の緊張感はとても気持ちよく、日本にいるよりも感覚が研ぎ澄まされ、五感のアンテナがはり、敏感になり、小さな発見や感動で満たされ優しいエネルギーになります。
住む所、言葉が違う人達との触れ合いは、知らないことを知ったり、自分が小さくみえたり人間らしさを感じられる事で気持ちが豊かになります。
歴史を感じる遺跡もまだまだ残っているので、歴史の深さを感じたり、出会う風景にうっとりしたり、日常生活をしている時と環境が違う所で色々考える時間ができるのもとても貴重です。
そして何よりも食べるのが好きなので、こちらのシンプルな美味しさにやはり感動します。
日本の和食も大好きですし美味しいですけどね。
日記を読みかえしてみると殆どが食べ物の事で自分の食欲に驚きます。
書いたのはまだ食べた半分位・・。初めのアクシデントは少し大変でしたが今回の旅も美味しい食事がとれたので旅全体も◎です。
こんな日記を最後まで読んでくれた方有難うございます。美味しい物食べたくなったらきっとシェフが美味しい物作ってくれると思うのでパパノエルへど~ぞ(^。^)
又、色々ヒントをもらってきたみたいですよ。

2008/2 イタリア旅報告「前編」

COLUMN 3月 6th, 2008.

PHOTO毎年恒例の冬のヴァカンス。
今回はマイルがたまったので航空券は無料のマイル旅行♪とかなりうかれた旅計画。
友達がイタリアでスキーをやった話しを聞いて以来ずっとやりたかったスキーをとりいれ、10日間という日程でミラノから入り、スキーをしにリゾート地へ。そして、ヴァレンタインにはチョコレートを食べまくろう!と気合たっぷりのトリノ、その後はミラノへ戻り、ボローニャ、パルマ、モデナへと。
州にすると、ロンバルディア州、ヴァレ・アオスタ州、ピエモンテ州(イタリア2大ワイン名産地)、エミリアロマーニャ州、そして予定にはなかったフィレンツエ、トスカーナ州にも時間ができたので足をのばしてきました♡イタリアも州ごとに雰囲気、お料理、ワインと特徴があるので後悔のないよう相変わらずたっぷりと食してきましたよ♪
と、いつも同様楽しかったです~と報告したかったのですが、今回の旅は初日からのアクシデントで今までにない緊張感をもち旅してきました。

まさに初日の出来事です。ミラノ空港に着きバスでミラノ中央駅へ到着し、バスを降り長旅の一息をついたその一瞬。荷物を持っていかれました。置き引きです。まるで地球の歩き方に投稿されているような手口です。夜の8時過ぎ位でしたが周りには空港から到着したバスから降り立つ人や駅という事もありたくさんの人がいました。いつもは肩からかけられるタイプのバックを持っているのですがたまたまこの日はトートバックを持っていて、バスから降り立ち「寒い~」と足の下にバックを置きダウンのファスナーを閉めている時です。アラブ系の男性が私に向かい大きな声で話しかけてきました。一瞬そちらを見て、何話してるんだかさっぱり??と閉めかけのファスナーを閉め始めた時です。‘’バックが無い~”一瞬頭が真っ白になりましたが、“アッ!あの怪しい男に話しかけられた時だ!”ととっさに仲間はきっと後ろからとり逃げたんだ!と走りましたが結局見つけられずしばらく放心状態です・・・ ・・・ ・・・。
シェフももう夢をみているような顔。たまたま飛行機が一緒になった鎌倉でイタリアンレストランのシェフをやっている方達にもご心配をおかけしてしまいました。
神業か?と思えるほどの一瞬の出来事でとりあえず冷静に!と言い聞かせるのがやっとでした。
南イタリアなど(ナポリやシチリア)行く際には飛行機を降りるときから気をつけようね!と何度も二人で言い聞かせながら気をはり降りるのですが、今回はミラノという事で少し私達もすきがあったのも事実なので反省です。後でミラノ在住のお友達などに聞くとミラノ中央駅を始めイタリアは今相当物騒なようです。住んでいるイタリア人でさえ恐い・・といっているそう。そして今はみんなナイフを持っているので追いかけた事はよくない。と怒られました。追いかけて刺された話しや、夜に出歩き身包みはがされたなどたくさんのぞっとした話しを聞き、しみじみ、旅行に行く私達は自分に責任を持って行動しなければと再認識させられました。
その後はホテルのにとりあえずチェックインし二人でやるべき事をしなければ・・と盗まれた物を書き出し、、。幸いパスポートとお金やカード類は身につけていたので旅は続けられます。後はガイドブックなどの本類、ホテルのバウチャー、お化粧ポーチ、デジタルカメラ、携帯電話程の物でしたので全部前向きに考えることができました。
といってもデジカメは日本に帰ってから買い換えようと思っていたものの、写真を撮る事が大好きな私は旅の思い出を写真に残せない事は残念だし、ホテルもネット予約をしたものだったのでその土地にいってホテルの名前、場所が思い出せるのか?も不安。ガイドブックは鎌倉から一緒だった方に一冊借りたのでどうにか・・。携帯はイタリアで使えるようにしていなかったし、(帰ってきてからこの安心が又大事件になるのですが)お化粧品類はみなさんも私を知っている人はご存知のように意外と必要ない・・というかいい加減買い換えた方が。という物ばかりで(^.^)
それからはミラノ中央駅に盗難届けをもらいにいき、(あのミラノ駅の異常な多さのおまわりさんは意味があるのでしょうか?)
バックも取った人達には何もならないような物のほうが多いのでもしかしたらその辺に捨てられているんじゃないか?と駅周辺のゴミ箱などを覗き歩き・・。だれがイタリアへ旅だった二人が初日にゴミ箱を覗きこむ怪しい二人になっていると想像できますかね^_^;
そんな一日目で二人は目がパッチリ。人生って何?とか本当に大切な物とは?などなどヘビーな話しを一晩中一睡もできずに語り合い、翌日は早朝発だったので乗れるか心配だったスキー場へのバスも余裕で乗り込めました♪
さあ~。気を取り直して旅の始まりです。

モンブラントンネルを抜ければそこはフランスという立地でモンブラン、マッターホルンなどヨーロッパ最高峰の山々に囲まれているクールマイヨールというリゾート地へ。ミラノからは長距離バスで3時間。私達の精神状態にはちょうど良くバスからの景色は、広大なアルプスを見ながら少しずつ落ち着く事ができ来て良かった~っと思わせる。
ホテルの部屋からも山々を眺められ空気は澄んでいて空は青く、この日はゆったりとした街を散歩して美味しい物でも食べよう(*^。^*)とやっと笑顔に。
お昼ご飯を食べる所を探しに街の中心へ。かなり寒いと覚悟していた所でしたが春が来るのを感じられる陽気で、大量に持ってきたホッカイロは出る幕無しでした。
みんなスキーをしに出掛けているのでお昼時の街はどこもひっそりとしていますがこじんまりと品があってまだクリスマスの名残やもみの木が多いので、クリスマスシーズンに来たら素敵な所だな~と思える場所。水が豊富で色々な所から湧き水がでていて、それをペットボトルにいれている人も結構いましたよ。

さてお昼ご飯。街の中心から少し離れたリストランテに決定!私達の注文したのは、
・カルチョフィとサフランのリゾット
・ トレビスとスカルモッザスモークチーズ入りシュトールデル アップルシナモン付
・ バジルとトマトのパスタ
・ 鹿肉とポテト、インゲンの盛り合わせ
・ チョコレートのジェラート ブラックベリー添え
飲み物はオーナーお勧めの地元産ヴァレ・ダオスタのドライな白ワイン。
リゾットのお米具合も全部の料理の塩加減もちょうどよく美味でした。鹿肉、実は苦手なのですがこのお店では全くの臭みなくペロリと食べれました。新鮮な証拠ですよね!しかも焼き方は超レア。ポテトやインゲンのソテーに使われているバターの香ばしさ・美味しさにも感動しました。上質♪この辺りはアオスタ渓谷高地でとれる乳が美味しく有名♡というのを思い出しました。イタリア滞在中何度も注文したティラミスやパンナコッタもこのヴァレダオスタ州とピエモンテ州の物は最高にクリーミーで美味しかった☆乳の味が濃い!!グリッシーニ(細長いパン)も香ばしくてポリポリいくらでも食べれる。(その後トリノのレストランでも出てきましたが日本で食べるのとは比べられませんね・・)最後にアンティークの宝物箱のような中からざっくりとサービスしてくれた手造りクッキーもほろほろ、さくさくとヘーゼルナッツがはいっていたのかな~これ又香ばしく幸せになる美味しさでしたよ。

今回の食べる事以外でのメイン、スキー。
レンタルスキーは一人25€、リフトは一日41€。(1€は162円位)
景色は広大で、絵の中に立っているような夢にまで見たゲレンデ。言葉はドイツ、イタリア、フランス語が飛び交っています。真っ青な空に白く雪をかぶった山々がそびえたち、広~いので日本のように人とぶつかりそう。などという心配も少なくみんな上級(子供も・・)。私達はといえばシェフは長野出身という事もありスキーもスノボーもかなり上級者。私は志賀高原のスキー場でバイト経験有りなわりにただの暴走スキーヤー。雪質はサラサラでおまけにもう暖かくなっているので雪も凍っている所があったりで、景色を楽しみながら悠々と滑る予定でしたが私はかなりのへっぴり腰になってシェフに笑われっぱなし。普段気が強いのにあんなにびびっている姿を見る事がそうないので可笑しかったんでしょうね(^.^)私がへっぴり腰になってしまったのには理由があるんです。一本目を滑ろうとリフトを降り滑り始めようとしたその時、リフトから助けてくれ~との声が(~_~;)見ると額から血を大量に流し血を止めようと雪で額を押さえた男の人が~。リフトを降りるとき切ったようなのですが、それを見た時には・・・恐いでしょ??
あのスキー場でボーゲンで滑っていたのは多分私だけだと思います^_^;
滑りは置いといて・・。
スキー場での食事。これが至福の時♪スキー場には幾つものレストランやカフェがありましたが私達が選んだのは、食事をするテーブルの中央に豚の丸焼きのローストがいい香りをさせながら回っているお店。食事をしている人達は太陽の光を浴びながら気持ち良さそうに地元産のワインやスパークリングワインを飲みながら、働いている店員さんもテーブルを忙しく駆け回りながらも鼻歌を歌い楽しそう・・さすがリゾート地!
そこでスプマンテを飲みながら(この店員さんお勧めのFRIPONというスプマンテが始めフルーティな味が広がり後味ドライでグビグビ飲める)サラダと炭火焼豚とピザマルゲリータを注文。焼き豚は柔らかくハーブ塩でシンプルに食べ、ピザは私達の好きなもっちりナポリ風で、粉の風味たっぷり♪オーナーお勧めデザートのティラミスも感動的に美味しかった(*^。^*)二人でたらふく食べた後はお店の横に用意してある綺麗なブルーの布のはってある椅子でお昼寝を・・。
久しぶりの運動に気持ちよすぎて爆睡した後はもう大満足で後はゆっくりと麓の町へ。
又いつか滑りにきたいな~。今度は反対側にあるフランス、シャモニーででもいいかも(^^♪次回は山小屋でチーズフォンヂュと地元産のグラッパを体験しなくては・・。

クールマイヨールを出てからはアオスタという初代のローマ皇帝アウグストウスの造った町に立ち寄りながらトリノへ。アオスタの町からは赤や黄色や青と鮮やかな気球がたくさん飛んでいて(いつも飛んでいる訳ではないと思いますが)とても可愛らしく印象に残る光景でした。町の中には未だにローマの円形劇場跡やアウグストウス帝の凱旋門も残っていて遺跡大好きの私は大興奮。ゆっくりと出来なかったのが少し心残りです。

トリノでの私のお目当ては、トリノ名物ビチェリンという飲み物とジャンドウイオッテイを本場で食べる事とEATとITALYをかけできたEATALYというスローフード協会が造った施設に行く事ですが、トリノはオリンピックが開催された所でもあり私達の愛車でもあるフィアット社があるのもここ。キリストの聖骸布があるドウオーモにも行って見たい・・と興味いっぱいの街。街はエレガントさを感じさせ少しフランスに似ている街並。
“EATALY”は少し郊外にありますがスローフードの食品だけが集められ、食業界で注目されているというのもあり絶対行きたいと思っていた所。
実際行ってみると、新鮮で美味しそうな果物、野菜が綺麗に陳列、ハム、チーズやもちろんお土産にもなるチョコレートやパスタなどなどイタリア内の物が集められ食に関する道具や本と何でもありかなり楽しめました。試食できる&軽食できる所もありです♪

ビチェリンはチョコレートとコーヒー、泡立てたミルクを合わせた飲み物ですが二日間トリノのカフェ巡りをして飲み比べた所、出し方も味も全然違いました。
一番のお気に入りは老舗カフェトリノのビチェリン。お値段も一番高かったけれどきめ細かいミルクの泡と濃厚なチョコレート、コーヒーのバランスが絶妙。他のお店では生クリームがたっぷりホイップされていたり、チョコレートの割合が多すぎたりとで。
どこのカフェも観光客というより地元の人達がお年寄りからお話好きなマダム、一人で新聞を読む男性などゆったりとカフェ時間を過ごしていました。
時間がゆったりと流れていてカフェの装飾も歴史を感じ日本もカフェは増えたけれどやっぱり本場だな~としみじみ・・・。
ジャンドウイオッテイとはヘーゼルナッツのペーストが入っているチョコレート。
どこのカフェでも一個売りされています。
専門店で作られているのは一粒がそれなりの値段がするけれどやはり市販品に比べて香りもこくも深い味わいでした。やはりコーヒーと一緒に味わうのが絶品です♪

トリノでの夕食はピエモンテ田舎料理が食べられるお店。
予約をしなかったけれどお店の開く時間にいって正解。あっという間に広い店内は予約の人達で満席!!
頼んだワインはバローロ。香り良く優しい味わいでどの料理共、見事にあってくれました。
食事はお任せのデキュスタシオンコースにしたのですが、印象に残ったのは
イタリアの冬の鍋料理といわれるシンプルなバーニャカウダです。ここでは前菜で。
バーニャカウダがピエモンテ発祥とは知りませんでしたが、バーニャとはピエモンテの方言でソース、カウダとは温かいというイタリア語が訛ったものだそうです。
ニンニク、アンチョビソースのたっぷり入った熱い鍋がテーブルにおかれ温かいソースに甘いパプリカやじゃがいも、カルチョフィ、フィノッキオ、キャベツ、玉葱などをつけながら食べる・・ソースのあんばいがちょうど良く旅行中でも野菜がたっぷりと食べれるのはとても嬉しいですよね。
他にも猪のワイン煮にそえられていたポレンタもストレートにとうもろこしの甘みと香りがし今まで食べていたのは何だったのかな~とさえ思えてしまう。(ポレンタは北イタリアや中部の人達に食べられているもの)カルチョフィのリゾットもデザートで食べたマロンのスフレグラッセもたっぷりのマロングラッセ入りでリッチ!そこに添えられていたオレンジとも相性も◎
このレストラン、ホテル近くにあったのでゆったりと安心して食事をする事ができました。
フランスも北と南の味付けはやはり北はバターが使ったものが多く、南にいくにつれオリーブオイルが使われていますが、イタリアもこれでもか?という位どこもたっぷり使われているのですが新鮮で上質だからなのかしつこくなくコクと香りに酔ってしまいそうな位美味しいです。

2007 長野の夏

COLUMN 7月 27th, 2007.

長野の夏7月終わりの連休に愛車パンダで里帰り。
この時期に帰るのは毎年とても楽しみなんです(^.^)
それはまさにこの時期は野菜の季節。
今回、長野の天候は雨続きの後の晴天で申し分ない湿気のないカラッとした青空。
農家の人達も久しぶりの天気に気持ち良さそうに働いてました。
散歩していると黄色の大きな花を咲かせたひまわり畑があって南仏やスペインを思い出してみたり、遠くアルプスの山並みがくっきり見え感動したり、ピンク色に可愛く実をつけた桃の木、紫やラベンダー色に実をつけたブルーベリーの畑も本当に絵になり思わず絵を描きたくなります。(って絵の経験は殆どないですが)きっとフランスの印象派の人達はこんな田舎の風景を見て筆をにぎったのだな~と感じる風景が広がります。
稲の青々と上へ上へとのびている元気な姿。(シェフがそれを見て「これ、にら?」っていた時にはこの人天然?これでもこの果樹園の息子なの?とやや心配になりましたが・・・(^^ゞ)
秋には大きく赤く実をつけ存在感が一番大きくなる林檎の木達も、この時期はまだ小さくほんのり赤くけなげな感じの姿が又可愛い♪と実家の周りを大きく空気を吸いながら散歩をしているだけで浄化されていくのを感じます。
そしてシェフの実家の畑には、かぼちゃ、なす、とまと、とうもろこし、たまねぎ、きゅうり、もろっこいんげん、唐辛子、ピーマン、茗荷、しそや何種類ものハーブなどなど。ラタトウイユにしたら美味しいな。とかきゅうりは自家製味噌をつけて丸かじりとか、、
私達にとって宝の山♪自分達で収穫してそれをパパノエルで食べてもらえる幸せ。田舎に帰る度に、私ってこんなに土いじりが好きだったんだ~と自分でもびっくりします。そして、将来は自給自足でスローライフ。お友達やパパノエルのお客さん達も集まれ喜んでもらえるようなこの場所にオーベルジュを造るのもいいな~という野望も・・。
人って変わりますね!どんどん無駄なものがそぎおとされシンプルになっていきます。
今年は特に日照り不足で雨が続き桃の出来に影響があったり自然とむきあうのは大変だな~ともしみじみ感じますが、一番大事な物を守っていく。自然のパワーはやっぱり凄いです。
そんな気持ちを又大きくさせたのは、実家から車で20分位の東御市にある永井農場の永井さん。東御市はエッセイスト、画家でもある玉村豊男さんがヴィラデスト(レストラン、ワイナリー)を開いている所でもあり今農業が活性化している所。たくさんの若い人達や東京の人達が農業を学びに移住してきています。玉村さんの所に行くのも二度目でしたがすべてにおいて素敵でさすがセンスがいいな~と何時間いてもあきない絵になる空間です。ここも又南仏を思い出すような風景。今の時期ラベンダーもまだまだ残っていて風がラベンダーの自然な香りを運んできてくれるのはこの上ないリラクゼーションになりました♪普段は提供していない場所に忙しい中ハーブティを運ぶよう口添えして頂いた玉村さんの奥様もとっても素敵でした!玉村さんもおおらかな笑い声を響かせながらお客さんと話したりサインしたり忙しそうにしていました・・。
話しはそれましたが、永井さんはシェフのお姉さんのお友達でもあり、お父さんの代からお米造り(現在、東京では成城石井やパークハイアットホテルなどにも卸されているんです)をしていて現在はお餅やおせんべい、玄米茶、野菜、果樹、酪農、今後はチーズも作る予定だったり、去年からはワインプロジェクトをスタートさせました。
醸造責任者の小山さんに、現在使われなくなった山の土地を少しずつ借りて開拓した去年植えたばかりのシャルドネやメルローの葡萄畑を案内してもらいました。景観がすばらしく晴れた日にはアルプスが連なる景色、富士山も時々見えるそうです。最近の気象の変化も関係していると思いますが、長野は日本でも葡萄造りにはとても適している場所のようです。山梨で醸造しているワインの中にも長野の葡萄はよく使われているそうですよ。造り方はもちろん今注目されているリュットレゾネ。極力オーガニック栽培をしようと努力しています。畑の土もとてもいい状態だと話してました。
30分位の訪問予定があっという間に3時間にもなり、今までの畑造りの過程や今後の計画を聞き、時間を忘れるほど楽しく、興味ある時を過ごしました♪これから造るワイナリーはここに造る予定なんですよ~とか、今年は初の醸造の試み。醸造は玉村さんの所でする予定のようですが、こんな味に仕上げたいんです!などと聞いている内に今年の秋は私達も連休を使い収穫に参加するしかないとしっかり約束してきました☆☆☆あの葡萄畑で大好きなおにぎりを食べるのもすご~く楽しみ♪やる気、行く気満々です♪
ここで出会った人達はみんな陽に焼けながらもいい顔していい笑顔で働いてました。

と今回の里帰りは今後の楽しみになるような収穫もあり、メルシャン軽井沢美術館では印象派の絵画(私の大好きなミレーやモネ、セザンヌの絵もあったんです(*^。^*))を鑑賞し、軽井沢で有名なフレンチ「エルミタージュタムラ」。美術館内にある2号店で食事もしてきました。
いつもより私達には少し早めの夏休みでした☆☆

追伸、、、エルミタージュタムラ2号店、野菜はもちろんオードブルからメイン、デザートまですべて美味しく堪能できました。本店よりも価格もリーズナブルだし美術館で絵を鑑賞した後に食べる完璧な食事はもう大満足で、かなりお勧めです♪

2006 夏のヴァカンス「後編」

COLUMN 6月 9th, 2007.

夏のヴァカンス十日目~十四目
高速にのり、コートダジュールへ到着。
前に一度訪れもう一度絶対行きたい!と思っていたヴァンスにあるマティスが4年の月日を費やし手がけたロザリオ礼拝堂。明るく真っ白な礼拝堂にステンドグラスを通し光がはいり床に青、黄、緑の色を写しだす。マティスのシンプルな線だけで描かれた聖ドミニクスの絵がなんともいえなくその空間にはまっていて何時間いてもあきない幸せな空間。ヴァンスの旧市街もカラフルな陶器を売るお店やファブリック店、個性あるアトリエ、大聖堂の中には普通にシャガールのモザイクがあったりと。ここでは色のきれいな小皿やキャンドルをお土産に。

グラース。この土地は香水で有名な町。香水にかかわる博物館や香水工場がいくつもあり、自分好みの香水が調合できるような所もあるんですよ!私はフラゴナールの雑貨が好きなのでいくつか買いためました♡市街にも香水や石鹸を売る店が多くどこも可愛くラッピングしてくれました!お菓子屋さんで買ったサクッとしたサブレ生地に酸味のちょうどよいレモンクリームがひかれラズべリーが三粒のったお菓子。三つのバランスが最高でした♡

コルシカ島へ出発。
ニースから5時間弱かかるフランスといっても場所も文化的にもイタリアに近い島です。
日本ではまだかなりマイナーな所だけれど、フランス人にコルスに行く!というとみんなが口をそろえ素敵な所だ!というような所。日本から船も予約してましたが、車と一緒に乗り込む旅も始めてなのでちゃんと乗れるかな~。船酔いしないかな~とたくさんの不安がありました。そしてコルシカ島のワインにおいてのドンといわれる人ともアポをとっていた為、会える事の期待とコルスの人達は内向的な感じなのでは?と勝手な誤解もあって変な緊張感も。コルシカ島で過ごしすべてが解消されましたが。

コルシカ島では日本人というよりアジアの人も一人も見かけない位で、スーパーなどに入ると久しぶりに少し珍しい目でみられました。(私達がかなりマイナーな所に出没したからかもしれませんが)どこ周っていても最近はそんな目でみられる事もなかったので少しビックリです。だからといって冷たい目で見られている訳ではないんですよ!買物でのカードのサイン一つ、漢字が珍しくそれをみんなに見せあっていたり・・・。

船で着いたのがアジャクシオという町。ここはナポレオンの生家がある所。かなり賑やかな町で人も車も多く駐車スペースを探すのにかなり苦労しました。私達はコルスの大自然を感じたかったのでお昼だけ食べその町はすぐ出発しましたが。町ではイタリア語とフランス語が同じ位とびかっていてイタリアンレストランも多い。私達の入ったイタリアンもかなり美味でした。
島最南端の断崖絶壁の上に町があるボニファッシオにホテルをとりました。
ここはヴァカンスを船で楽しんでいる人達の船がおかれているような港町と丘の上にある旧市街。港側はリッチ感がただよい、丘の上は地元人が暮らしひなびた感じ。ここでも又楽しい出会いがありました!
食事するレストランを散策中、広場で何やらペタンク(南仏でよくおじいちゃん達が玉を投げて点数を競う遊び)の玉を持っているモデル風の大学生位の男の子が二人。あの二人絶対モデルだって!かなりかっこいいよ~。足長!!とか顔小さい!とかベンチに座り勝手な事を話していると、二人に一緒にペタンクをやらないか?と誘われ、二人共一度やってみたかったのでやり方を教えてもらいながら参加する事に。二人はコルシカ出身のパリ在住。かなり性格よくユーモアたっぷり。
二人もちゃんとプレーするのは初めてらしく周りにいる先輩のおじさま達にいろいろルールを教えてもらいながら二時間位楽しみました。ペタンクをやるのはカフェの目の前&展望が良い広場の前なので観光客や住民などから、かなりの注目!おまけに遊んでいるのは日本人・・。みんな興味深深で私が一度投げた時は大歓声があがる程で。
本当に楽しかった☆最後はしっかりお互いのカメラで記念撮影もしてきました。
その後日本でもやりたい!とすっかり主人ははまり、ペタンクセットが売っている所はないか?と探した程。
ペタンクの余韻を引きずりながらレストランは、旧市街の方が‘コルス風’などとメニューにつき味あるお店が多いのでその辺りで決め、コルシカビールを飲みながら(栗がはいっているコクのあるPIETRAや白ビールでヤマモモの実が使われているBIONDAなど・・美味しいんですコルシカ産ビール)地元産ハムサラミの盛り合わせや名産ヤギのチーズ(車で移動していると時々ヤギが移牧されているのをみかけます)を堪能しました。
ミルトという果実の食後酒もサービスしてもらったり。
ここに来るまでの道のり、大自然の景観もすごかったけれど、ボニファッシオの光景は美しすぎて、特に日が暮れてからは空の色・雲の形・月の光・広い海・自然が作り出した石灰岩の崖が・・言葉では表現できない世界の?自然の?壮大さを感じました。まさにC’est Magnifique!! もう一度又行きたい・・。
ドメーヌトラッチア訪問日。ドメーヌの場所はポルトヴェッキオ。。
日本で調べた所、クリスチャンアンベールという人はコルスのワイン作りに貢献し昔からビオの自然農法でワイン作りをしてきた!とかワイン作りのキリストだ!とかワイン作りのドンと呼ばれる男!とか、協会の会長とかすごそうな肩書きがあり無口で恐そうなのかな~とか想像は膨らむばかり。
実際ドメーヌで会ったクリスチャンアンベールはとても気さくで愛妻家の貫禄たっぷりのムッシュ。奥様は大の日本好きでお友達と何度も旅行に来ているとか・・。
ワインの作る工程を丁寧に畑から工場と親切に案内もてなしてくれました。その案内の間ずっと三匹の愛犬達が嬉しそうについてくるのが可愛くて、可愛くて。畑に車で向かう時もずーっと土埃だらけになってついてくるんです。そんな当たり前の光景に幸せと平和を又感じてしまいました。ここはかなり広大な土地でとても豊か。ワイン以外にもオリーブオイルを作っています。
コルシカ島の葡萄の品種は、主に白はヴェルマンチーノ、赤はニエルチオやグルナッシュなどの南系の品種。どれも甘くて美味しかった♡畑ではどうしてここで始めたのか?今までの生い立ちなどを話してくれたけど、半分位しか聞き取れず、もっと勉強してきっといつか又訪ねて来たい!もっと話したい!と思いました。このムッシュといろいろな話ができたら楽しいだろうな~と。
この時期はまさに葡萄の摘み取り時期。摘み取られてきたばかりの葡萄がトラックで運び込まれ、枝と実をわける機械にはいり、絞られていきます。それから葡萄のジュースの糖度をクリスチャンアルベールが自ら測り記入します。ドメーヌには次から次へと車で地元人がポリタンクを持ちブドウジュースやワインを買いにも来ます。続々と来るのでみんな忙しそう・・。
私達も早速何種類も試飲。その時の暑い気温に冷えていなかった白と濃い赤ワインは美味しい!と素直に思えなかったのですが。(味が素直にわからないような状況)帰って早速トラッチアのワインを飲んでみると優しいワインを造っているというのが特徴的なはずなのにしっかりとした骨格にブルゴーニュともボルドーともやはり全く違いコルシカ島の土地でできたワインなんだな~と実感させられる美味しい、美味しいワインでした。
自宅にまで連れて行ってくれた事、葡萄をみてC’est Jolie! 可愛い葡萄たちでしょ?と最高の笑顔で嬉しそうに声をかけてきた姿。忘れられない、胸があったかくなるような思い出です。
帰りにはドメーヌトラッチアのオリジナルグッズやワインを箱いっぱいにいれてプレゼントしてくれました。その時に突然ばんざーい!と唯一知っている日本語をアルベールが叫んだ時はかなり笑え、ワインを買いに来ているお客さん達も大爆笑!
トラッチアではコルスのワインに興味を持ってくれているのが嬉しいらしく、ここも美味しいし、この土地で作られているワインも美味しいわよ!といろいろなコルスの土地のドメーヌも紹介してくれました。時間があったらぜひ訪ねて!と。

コルシカ島で作られているワインがこの旅で始めてこんなにある事知りました。
こちらのレストランのワインリストはやはりコルスのワインでうめられ、スーパーにも珍しい始めて見る様なワインがたくさん並んでいます。ロゼワインも多いです。
まだまだ日本にはコルシカワインは少ないですが、一度出掛けたあの土地を思い出しながらいろいろ試していけたらな~と思っています。
コルスの特産物。昔栗が主食だった時もあったようで栗系の物がいろいろと売っています。
栗粉も買ってきて早速使ってみましたが、イタリアで買った物より味も香りも濃く感じました。他にはセドラというレモンより3倍以上大きい柑橘系の果物(これはリキュールなどで)、クレマンティーヌ(オレンジのような)、無花果、山ももの製品(ジャムなど)が多く、チーズもすごく豊富です。すごーい香りの豚などのお肉も。
コルスで抜群に美味しかったもの。それは生のムール貝です。
そのレストラン。移動中に道に出てくる看板で見つけなんか美味しそうだぞ!と辿って行ったらムール貝の養殖場横にある海を見ながら食事のできるロケーション抜群のレストラン。大通りからかなり入った場所なのにお客さんもいっぱい。ムール貝以外の牡蠣や貝、などの魚介も魚も身がしまり味が濃い!海のエッセンスたっぷり。いうまでもなくワインと堪能しましたよ。
こんな風にいいお店に出会えると私達かなり旅なれてきたかも?と嬉しくなります。
2、3年前と比べてかなりはずさなくなってきました。選ぶポイントみたいな物、店の看板、人、メニューなどでわかってきたからでしょうね。

そしてコルシカ島を離れニースへ。旅も残す所二日です。
一日はニースからバスで15分位のヴィルフランシュシュールメールという町でゆっくり過ごしました。ここも一度訪れた事があり又ぜひ主人と来たかった所。大好きなコクトーが手がけたサンピエール礼拝堂があります。礼拝堂前の広場では小さな骨董市が開かれていたり、海にはのどかに幾つもの漁船が止まっていて絵になる風景。
きっとこの風景昔とかわらないんだろうなーと思うと感動してしまいます。
コクトーも見ていた風景。礼拝堂内は漁村の物置小屋になっていた小堂をコクトーが再建。漁師だったペテロという人の生涯をコクトーが壁いっぱいに描いた絵が広がっていてかなり長い時間見いってしまいました。
石鹸やオイル、香水、バス用品などのセンス良い品揃えのお店も発見♪丁寧に商品の使い方を説明してくれる親切なオーナーとは仲良しになり、メールで今後連絡とりあう予定です。ティラミスが大好物なオーナーです。

最後の日。豪華なホテルの使い方・・・
私達にはまだ早い・・という様な贅沢なホテルには朝コーヒーを飲みに行く!だけでもかなりゆったりと気持ちよく過ごせます。この日も最後のヴァカンスをおしみながらとってもいい気分☆☆☆
その後は、朝市にでかけ日本に持って帰れるような食材を買ったり、ビストロでニソワーズサラダ(黒オリーブ・アンチョビ・トマト・ゆで卵・ピーマン・玉葱・いんげん・セロリ・ツナがたっぷりはいっている)ムールマニエール(100個はあるんじゃないかというムール貝と付け合せには山盛りポテト)を食べおさめ、買物をしている人ウォッチング。様々な形のかごを見て楽しんだり、シンプルで素敵なおしゃれを楽しんでいる人達を見て目の保養を・・。ニースで必ず立ち寄るインテリアショップにも出掛けお気に入りのティカップを見つけ購入。このショップのオーナー夫妻はいつでもとってもセンス良くおしゃれ。白いシャツに麻のパンツ、裸足に革のサンダルが似合う!笑顔も素敵で☆
最後は、ホテルで水着に着替え海水浴をして楽しみました。コバルトブルー?バスクリン色?私がいうと安っぽい表現になってしまいますがそんな穏やかな綺麗な海で泳げるって気持ちいい~。泳いでいて海がしょっぱい!って感じていたら海からでて塩が身体に白く浮きでてくる・・しょっぱいはずだー。周りのおばあちゃん、モデルのようにスタイルのいいお姉さん達は殆どトップレス。おばあちゃん達も真っ黒になって残り少ない夏をおしみ陽をあびているんだな~。主人はひたすら泳ぎ、私は家に飾ろう・・と、波で石と石がぶつかりまん丸や三角やハートなど様々な表情をみせる石達を拾い集めました。

今回の旅。デパートなどには一度も行かないような旅だったせいかリフレッシュがたっぷりでき、かなり癒されました。仕事があるからこんなヴァカンスができるんだな~又頑張って働こう!と素直に思えて。
毎日仕事があって健康で自然に笑っていられる事、自分達の価値観で幸せに満足して暮らしていけたら幸せですよね♪
いろんなレストランに行き、いろんなサービスみたけれどやっぱりフランスでのサービスはスマートでシンプルで自然でマイペース。お客さんもそれをわきまえ人と人の関係を大事にしている・・
今回の旅で何度かお店でのトラブルも見たけれどそれぞれが自分のお店のポリシーを持ってやっていて気持ちよかった。
私達も自分らしくお店をやっていければいいんだな~とも再確認。

今回の旅で食べた食事や景色の写真はお店にしばらく置いてあります。
興味ある方お声かけて下さいね!

2006 夏のヴァカンス「中編」

COLUMN 9月 21st, 2006.

七日目~九日目 プロヴァンス
ここからは電車で少し不便だったりいけないような南仏(プロヴァンス・コートダジュール)の小さな町・村を車で周遊するという前からやってみたかった事の実現。!
ホテルもお庭があったり眺めがよかったりプールがついていたりとプチ贅沢。今は南仏、人気がある所なので観光客が全然いないなんて事はないし、季節もまだハイシーズンでホテルなどもびっくりする位高いけれど、(とにかく今のフランスの物価の高さにはびっくりします)まだまだ住んでいる人たちの日常を、生活を感じられる様な小さな田舎がいっぱいあるのでそんな村を思い立ったら車を停めたくさん散歩してきました。どこも中世の街並、時がとまったようにそのまま。
小さな小道をくねくねと目的なく歩き見つける小さなお店や可愛い看板、教会、日本にだってあるような小さな小花までもその可愛らしさ・色の綺麗さに感動し(心の余裕って大事ですね)生活がかきま見える窓、家から食事中の香や話声が聞こえたり、いつもと同じように遊んでいる猫や犬達、いつもと同じように働いている人達・・フランスの田舎はどこもまるで素敵な洋書やインテリア雑誌を見ているようです。
地元の住民にすれ違うとたいていBonjour!と声をかけあうし、たまたま見つけた小さなお店で買う雑貨たちは、お店のマダムの素敵な笑顔も忘れずに日本に持って帰ってくる事ができるので田舎を旅をするとすべてが豊かな時間になります。必要な物をさっさと買うのではなくゆっくりと時間をかけて買う時間のある贅沢。
時間ごとに鳴る教会の鐘にもいつもホッと平和な気持ちにさせられます。
携帯やメールもなくただその場所にその時に感覚をとぎすませて、風を感じ、あ~ヴァカンスしてるな~と実感して。
私は写真を撮るのが大好き。特にフランスでは撮りたいと思う瞬間がいっぱいすぎて困るけど、真っ青な空、プロヴァンスの力強い日差しと陰のコントラストが絵になって普通に撮るだけの写真も全部絵はがきのようになる。これは毎回旅をする度に感じることですが光のマジックなのかな。自然に撮ってなんともいえない素敵な仕上がりになる写真。
あまりにもすごい景観はこれは無理、伝えられない。自分の目にしっかり焼きつけよう!とシャッターを切るのをためらう時もありますが。
凄すぎる!!と圧倒されたのは秘境といわれるヴェルドン峡谷。
エメラルドグリーンの湖に険しい山々。まさにフランスのグランドキャニオンです。
近くに迫ってくる山々にはスケールが大きく壮大すぎて、着いたばかりの時は山々が迫ってくるようで二人共息苦しくなる程。数時間のドライブでは気持ちよすぎて助手席の私は大きな声で歌を熱唱するのですが、そんな時にかっこいい粋な歌が全く思い出せず何故か小学生の時に聞いたハイティーンブギとか赤いスイトピーとか。情けなくなりました・・。時代が一緒の主人で良かったですが。
下界に降り、エメラルドグリーンのサントクロア湖では一時間ボートを借り二人共大はしゃぎ。周りには本格的にボードやカヌーを漕いでいる人達がいたので邪魔だったかも?
帰りに立ち寄ったムスティエサントマリーという村も、名前の通りムスティエ陶器を売る店が何軒もあり店によってデザインも様々。私達が選んだのはラベンダーがきれいに描かれたカフェオレボールと飾り。南仏をドライブしているとどこからともなくラベンダーの香りがフワッ~としてきたり、泊まるホテルにも必ずラベンダーが植えてあったり、飾られていたり、料理に添えられていたりと当たり前に存在します。
そんな南仏旅行の想い出に。
この町には幾つもの泉がありきれいに澄んだ川が流れていて神々しい雰囲気を持ちながらも可愛らしく来て良かったなーとしみじみ思える村でした。
丘陵地ルーションの町はオークルを使って作られている町で、昔オークルが採取されていた山は赤く雄大で今まで見た事のない色の景観です。黄金の町とも呼ばれています。家々も太陽の強さによって赤でもいろいろな表情にかわるんです。村の頂上から見下ろすリュベロン山地などの展望もすばらしかったですよ!ちょうど立ち寄ったのが日曜だったので小さい町にはすごい観光客。駐車場には困りましたが。その日はルーションの丘が夕日にそまっていく様子が見えるホテルで、いつまでも余韻にひたる事もできました。
ゴルドという村も又、石造りの家が岩山の山脈にそって密集している所。村に向う途中から見る景色も、村から見る丘下の景色も感動的な景観です。丸石を敷き詰めた細い道を気ままに散歩していると可愛いインテリアショップを見つけたり。南仏ではファブリックの店が多くあり中でもブティという布。キルティングの花柄や南仏柄、生成りや色のきれいな無地・・今回の旅でベットカバーを買おう!と決めてましたが気に入る柄がちょうどいい大きさがなく結局断念。これも出会いなのであきらめてお気に入りのランチョンマットを見つけ買ってきました。南仏でせみの飾りを良くみかけます。玄関にかけられていたり、雑貨屋さんでもよく売られています。蝉には魔よけとか幸福を呼ぶと伝えられているからなんですよ。

ゴルドからは今でも修道生活が行われているシトー会の修道院へ。ここはラベンダーでも有名でこの時期はもうかりとられていましたが、ショップではこの場所で作られたエッセンスなどが売られています。12世紀そのままの姿で残っているセナンク修道院へは細くかなり急な傾斜の道を越え(かなり怖かった(^_^;))行きましたが観光客も多く訪れる所なのに厳正な雰囲気、絵になる風景。
ルールマラン。偶然に出会えた骨董市もリルシュルなどの市とは比べ物にならない程こじんまりですが店主と会話しながら安くしてもらったりワクワクしながら品定めをします。この町も小さいけれど可愛いお店やアトリエもいっぱいありとても洗練されている町です。そしてそこルールマランにあるAuberge la Feniere という一つ星レストラン。女性シェフがオーナーのレストランを日本から予約していきました!最高のロケーションにあり、お店の空間・景色のいいお庭・サービスの人達・料理とすべてに女性シェフが作り上げているという繊細さが見られランチで行ったのに4時間位の時間を過ごしました。それ程居心地の良い所。一つ星ですが南仏という土地もありお客さんもカジュアルでリラックスして食事できました♪
食べた物は書ききれませんが主人はすべての料理に(8品)地中海近郊でとられたポルトガル・イタリア・スペイン・モロッコ・ルールマランなどのオリーブオイルが使われているコース。料理の味はどれも優しくて塩加減もちょうどよく色鮮やか。野菜が生き生きとしていて見た目も綺麗。ズッキーニでできたタリアッテレもさっぱり美味しかったし、タイムで香り付けしたすずきのソテーやポークのカレーソースキノコとマスカルポーネのリゾット、エビと生姜のコンフィ、子羊の背肉 カポナータ風などなど。始めて見る、食べる野菜もありすべての料理が繊細で優しい仕上がりでした。オリーブオイルがお菓子との組み合わせに合っているのも新鮮♡ デザートはここでも南仏らしくローズマリーのソルベやレモンやミントのソルベ。ベリーのミルフィーユ、野苺やラズベリーがたっぷり♪
セニョンという小さな、小さな村で泊まったオーベルジュでの食事もとっても美味しかったな~。ここはアランデュカスの下で修行をしたシェフで、付きだしにはアンチョビムース、前菜にホタテと桃、バニラビーンズがはいったタルタル、桃やプラムがセロリやパプリカ、アルティショー、アスパラの野菜と炒めてあったり。モワローショコラにはオレンジとピーマンのソース。かなり小粋な組み合わせ♪朝食も濃い味の(きっと地元産)蜂蜜や手作りの桃とプルーンのジャム、マリアージュフレールの紅茶に、程よい半熟に作られた出来立てホヤホヤの卵(こんなに丁寧にしてくれる所はそうそうない)何種類ものドライフルーツに朝焼きたてのパン。全部に手作り感が感じられ幸せでした。ホテルの部屋も可愛らしいし従業員も感じのいいこのホテルの名はAuberge du presbytereです。
マノスクという町郊外にあるホテルでの食事は、私が大好きなトリュフずくしのコース。
この辺りは夏トリュフがとれるらしく香りは冬トリュフよりもやや薄く感じましたが、これでもか!という位前菜のサラダの上、トリュフのオムレツは後味にフワーッからガツーンと香りが広がり思わず目をつぶってかみしめました。最後は真っ黒のトリュフたっぷりのソースに真っ黒の丸い物体が。トリュフの中にフォアグラが詰め込まれたなんとも贅沢な一品。味は濃厚なチーズのよう・・。
ここのサービスはトリュフ博士か?という位トリュフに詳しく一度何か質問するともうとまらない・・フランス中のトリュフ産地の説明、どうやってとれるか?トリュフの美味しく食べれるレストランと最後には書き出してくれるまで丁寧に説明してくれ、あまりにも熱心。私達が日本人なんてすっかり忘れている感じの早―いフランス語で。
ここの朝食も手作り感たっぷりで、数種類のパン達とジャムもお庭でとれた果物プルーン、グリオットで作った酸味・甘みがちょうどよいあめ色の濃いジャムにフロマージュブラン、蜂蜜、果物にはきれいな緑色のマスカット、フレッシュオレンジと桃のミックスジュース。オムレツも上手に焼いてくれました。その日の宿泊客は私達と品のある老夫婦のみ。庭の大きなプラタナスの木を眺めながらゆったりとした時間過ごせました。このホテル La Fusteといいます。
海外のそれなりのホテルに泊まったり、それなりのレストランで食事していてどこにいっても感じるのは、周りを見ると私達ってまだまだ子供!!日本ではもういい年して~といってもおかしくない年なのに・・・でもそんな事を感じる度に年をとるのが楽しく、楽しみになっていくんです。いい年のとり方、私達が尊敬するような人の様になっていくのは自分達次第なんだな~って。これから私達はどういう風に成長していけるのかな~と。

2006 夏のヴァカンス「前編」

COLUMN 9月 20th, 2006.

夏のヴァカンス2006年夏 旅日記 前編
8月28日、今回の旅はスペインバルセロナから始まりました。
私は前に二度この地を訪れその度にガウデイの作品達に息をのみ感動していましたが、主人はどう感じるだろう・・とかなり楽しみにしていました。
ホテルに着いたのは夜でしたが部屋からはモンジュイックの丘やカタルーニャ美術館のライトアップされた様子が浮かび上がるのが見えこれから2週間のヴァカンスの始まりにワクワク感が倍増。この部屋はホテルに着くなりフロントスタッフが料金はそのままで、ようこそバルセロナへ。プレゼントです!と部屋をランクアップしてくれたのです♪ホテルをでて早速スペインでの食事を楽しみたい気持ちを抑えここは欲張らず明日からの為に二人共おとなしく就寝。
二日・三日目 バルセロナ・バレンシア
主人は私よりも早起きをしていて早速地元テレビの料理番組をチェック。美味しそ~う♪とテレビの前でかたまってました(笑)朝食。ホテルの朝食に並んだのは苺・桃・バナナ・レモン・ココナツ・マチェドニアなどの日本では珍しい何種ものヨーグルトや、何種類ものパンにパンコントマーテというトマトとにんにくを塗ったパン(これにオリーブオイルをかけて食べる)や、レモンスフレ・キャロットケーキ・プティング・QUINCEというオレンジ色のゼリーのようなお菓子達。甘いパンも何種類も並び周りの外人さん達はもりもり食べている・・食事の違いを早速感じてしまいました。このホテルの朝食の内容はスペインを感じる事ができ良かったな。
午前中は私達の一番好きなその土地にある市場散策。サンジョセップ市場はお肉やさんからぶら下がっている豚の頭やきれいにデイスプレイされた果物・野菜、新鮮な魚、色のきつーいお菓子達(でも地元の子供は大好きなんですよね)、フルーツジュースもとても豊富に売られてました。食い意地の張った私達は日本じゃこんな贅沢ありえないよね~っと我慢できずイベリコ豚の厚い切り売りを買ってその場で食べたり(脂がジュワーッとワイン抜きでは少々きつかったけど甘かった~しかも手はベトベト)ここはスペイン!サフランを売っているお店もいくつもあり安~い!その後も大好きなジェラートを(ここではスイカ)を食べ大満足。この旅で私達はいくつのジェラートを食べる事となるでしょう。
ランチに入ったお店では念願の本場ガスパッチョ、魚のスープ、イカ墨ご飯などをしっかり食しどれも濃厚で大満足☆☆☆イカ墨も缶詰めじゃない感じで美味。デザートにはフランを食べましたが、すごく洗練されたフランでびっくりしました。前に食べたスペインでのフランはどしりと重く生クリームがたっぷりだったのですがこのお店のは寒天を使った様な舌触り品のある甘さでいくつでも食べれそう・・。その後、ミロ美術館やピカソ美術館、ガウデイの作品達を見て歩きました。ミロ美術館での抽象絵画や彫刻は正直私達にはわからなかったけれど美術館はゆったりしていて自然の中にあるのでとても気持ちがいい所、ピカソ美術館は初期の作品がたくさん展示してあり何時間みても見飽きない位見ごたえありました。さすがにここは30分並んで入りましたが。そしてガウディの作品群。グエル邸、カサ・バトリョ、カサ・ミラ、グエル公園(特にモザイクタイルの色鮮やかなベンチ・お菓子の様なお家はお気に入り)サグラダ・ファミリア・・・建築に詳しくなくてもガウデイの作品は見ていて不思議で楽しくて、元気になるし飽きない。こんな作品が普通にあるバルセロナで暮らしている人達は幸せだな~と思ってしまいました。
たくさん歩いたけれど日本の暑さとは違い湿気もないし、街には至る所にベンチがありすぐ休憩できるし街も街燈もきれいなので清々しく散歩ができました!なんとここに書いた場所へは全部歩きなんですよ。(この距離間知っている方はビックリでしょ?)
この季節は9時位まで明るいので一日が長く充実する・・。

パエリアの本場バレンシアへ。
バレンシアに着くまでの電車からの風景は、地中海、時々に真っ白い家並みにテラコッタやオレンジ色の屋根。いくら見ていてもあきない景色が続きます。
バレンシアに近ずくにつれ緑深いオレンジの木々が広がり、オリーブでもなく、とうもろこしでもないというのがさすがバレンシアオレンジの本場!とそんな所にも感動です。
私は旅行でボーッと窓をみながら電車に乗るの大好きなんです。
隣ではいつも爆睡している人がいますが・・・。
三時間位の電車旅ですが、ラジオのイヤホンが配られたりドラマが流れていたりかなり近代的。帰りの特急電車ではバレンシアオレンジジュースやスペインのスパークリングワインの代表カバ、ドライフルーツ、機内食のような食事がサービスされ、これにはびっくり。
バレンシアの駅はモザイクにオレンジが描かれている壁画があったりでかなり可愛い駅。
早速市場にも行きましたが場外にはパエリア鍋の売られているお店がいくつも並び思わず私達も購入。市場ではパエリアの素もしっかり購入。
市場の前には、昔交易所だったラロンハ(世界遺産)があります。ここでは先月に日本を旅行して来たんだ!という案内の仕事をしている笑顔が抜群の素敵なおじさんに声をかけられ(かなりの日本好き。何故か朝霞という電車の切符を持っていた)案内してもらいました。きっと日本でいい旅してきたんだな~♪
らせんの柱やステンドグラスの色が太陽の光によって写し出せれる床、レモンやオレンジの木があり風の通る気持ちのよい中庭・・無料とは思えない見ごたえある所。
街中にはこれは何?というようなジューススタンドがでていて試しに飲むと冷たく、薄甘い砂糖のような飲み物。疲れている時には栄養補給になりそう。後から調べるとこれはオルチャータというカヤツリの根を原料としているバレンシア名産の物らしい。
もちろんバレンシアオレンジジュースもしっかり堪能しました♡
食事は街場の地元の人達しか来ないようなレストラン。オープンすぐに入ったのでぎりぎり入れましたがみんな予約で、メニューもスペイン語のみ。スペインではこれが一番参りました。フランス・イタリアではメニュー読みに困る事はそうありませんでしたがスペインではちんぷんかんぷん。私は適当にこれと、これと・・と勘で頼めでてくる物は何だろう?と楽しめる方ですが、ここは性格の違い。主人は辞書や本をひっぱりだして必死。そして最終的にはお腹のすいている私のイライラが伝わり半分わかった位でしょうがなく頼むといった感じです。
ワインはその土地のワインを頼めばだいたいその土地の料理とあってくれる!といつもそうしているのでそんなに時間はかかりませんが。
ここではアペラシオンがどうとか?そんな難しいことはいらないんです。
テーブルワインで十分♪
この日のメニュー。タコのカルパッチョ オリーブオイル、パプリカ和え。
私の勘で頼んだ料理はMORCILLAという豚の血に香辛料、玉葱、米を加えた腸詰め。
これはうなる程の美しさ♪簡単にいえばソーセージの中にカレー味のこくのあるご飯が入っているといった感じ。そしてメインのバレンシア風パエリア。モロッコインゲンと鶏が具で味はだしがきいてて濃厚。なぜか鰹節の味をほんのり感じ、おこげもしっかりで美味しかったな~。屋外でカラッっとした気候で飲む白ワイン。スカーフを巻いたその店の犬が遊んでいる様子や、ちょうど見える家の素敵なステンドグラスを見ながらのランチ。気持ちよすぎて二人とも飲みすぎ、その後はカテドラル裏のオリーブの大きな木陰のベンチで風を感じながら‘’これがシエスタだ~‘’とねっころがり休憩。もうすでに仕事の疲れがとれていくのを感じました。
四日目~六日目  スペインからフランスへ。
フランスに到着した最初の町はバニュルス・シュル・メールです。スペインからフランスへ入ってすぐある海辺、庶民派リゾート地。
このバニュルスの駅、ワインの産地でもあるので線路のすぐ横から葡萄畑が広がり、その葡萄は南らしくとても濃い色の葡萄の実をつけていてほんの一粒頂くと(お決まりの儀式)すごーく甘くてこの土地でできる甘口のワインの味が想像できました♡
のどかで絵になる駅。シェフはその駅の様子をデッサンしたりして・・。
ここで困ったのはP・Cからホテルの地図をプリントアウトしてきたのはいいものの、着いてこの地図かなりアバウトな事が発覚。
偶然車に乗ろうとした仕事帰りのマダムにホテルの場所を尋ねると、「う~ん。ここは歩いていくにはちょっと大変よ!もしよかったら送るわよ」とすんなり送ってもらう事に。昔バックパッカーの旅をしていた私。ちょっと昔が懐かしくなってしまいました。あれはヒッチハイクだけど・・。
ここで泊まったホテルは地中海と山の斜面にある葡萄畑が望める最高のロケーション。
夕焼け、朝焼けをゆっくりとテラスで眺めることができました。朝焼けは特に綺麗で空のブルーとオレンジのグラデーションに大きな星が一つキラッと輝き、海には遠く漁船の明かりが灯り。風景は確かにフランス。でも何故か日本の漁村を思わせるような田舎町。この町もとても気に入りました。町は静かで風が心地良く、犬や猫達も穏やかに暮らしていて、パンもさすがフランス!!パリッとしたきつね色に外皮がカリッ、中がふんわりフワッ~と美味しい☆
レストランはスペイン料理、ピザレストランが多く、海ではまだ9月初旬なので地元の家族連れが遅くまで海水浴を楽しんでました。
スペインでの夕食8時30分スタートより少し早く7時30分スタートになり、
食事は海辺の賑やかなビストロに入り、生ハムのたっぷりかかったサラダやすずきのグリエ、イカのフリットなど。デザートはイルフロッタント(アングレーズにカラメルソース、卵白がうかべてある)クレーム・カタロニアを食べ、バニュルスのワインは甘口が多いのでデザートワインとして飲み、食事中はコリウールのワインを去年の旅を思い出しながら楽しみました。アルザスのゲベルツトラミネールを思わせる味で美味しかったです♪
食事中、特設ステージがとりつけられている所で何やら始まる様子。
プロっぽくないおじ様達がいろいろな楽器をだし練習を始めました。すると始めてきくような音楽が始まり、座っている人達が続々とステージ前に集まり知らない人達同士が手をつなぎ輪になり踊りだします。一曲終わると席に戻り曲が始まると又踊るといった様子。おじいちゃん、おばあちゃん、若い子達が一緒に手をつなぐ。隣の老夫婦がこれは伝統的な昔からあるカタロニアの音楽・踊りなんだよ!といろいろと教えてもらいました。その光景は今でも胸に焼きついています。その老夫婦は私達に日本で何をしてるのか?と聞き、小さなレストランをしてる!と話すと周りの人達に得意そうに話し始めなんだか恥ずかしかったなあ。料理を食べる度に自分達の国の料理はこの日本人達が食べてどうなのか?と興味深深で私達が美味しいよ!という顔をすると自分達が作ったように嬉しそうな顔をして。なんだか微笑ましく、自分達の国を愛し誇りをもっているのを感じました。この日はなんて平和で幸せなんだろう・・といろいろな事に感謝をしたくなる一日になりました。
電車での移動も今日が最後。世界遺産のあるカルカッソンヌへ到着。
雲一つないお天気に散歩するのは最高に気持ちが良い。シテには下町からオード川を渡って向うのだけどこの川も透き通っていて周りの木々も生き生きしている。その辺りは地元民がベンチでお喋りしたり買い物途中に立ち話したりと日常が見られる。シテの周りには観光バスや車がたくさん止まっているし観光客だらけだけれど、中は広いのでゆっくり見る事ができました。城の上から見る景色も外側から見る景色も圧巻です。主人も凄いな~と連発。いつもは言葉数少ないのにけっこう興奮してベラベラと。これも世界遺産の力(笑)
夜ご飯は伝統的なラングドックの料理が食べられるLa TeTe DeLartというレストラン。(オード川近く)オーナーは日本好きで店内には日本の友達が書いたという絵がいくつも飾られていました。しかしこのオーナーの知っている日本語はうまい!きちがい!ばか!一体友達は何を教えたんだろう?
実は私達。この地方を前に旅はしたものの、本場のカスレ(白いんげん豆、鴨のコンフィ、ソーセージ、豚煮込み)を食べた事がなかったのですがここで最高のカスレと出会えました♪オニオングラタンスープ、ペイザンヌサラダ、鴨のコンフィ、どれも塩がちょうどよくてこのお店。かなりお勧めです。最後に出されたチーズもシェーブルに地の蜂蜜がかけられ美味。もちろんワインもすすむし・・。ワインとチーズの相乗効果といいますか相性は、それまでのワインも十分美味しかったはずなのにチーズの後にワインを飲むと又抜群にレベルがあがって感じる。素晴らしい!デザートは赤いフルーツのたくさんのった素朴なタルト♡
と又も嬉しい偶然。トイレはどこだろう?と地下に降りていった所(本当はトイレは一階)地下にアーチ型になっているワインカーブのようなステージ発見。奥では歌を練習している人が・・。何かが始まる!と待っていると9時過ぎ位から続々とワイン片手に地元の人達が地下に降りていく。私達も当たり前のようにワイン片手に席につき開演を待つ。すると演劇?喜劇?一人舞台が始まった。
これがこの私にもわかる位わかり易い内容な上、女優さんの演技がおもしろい。お客さん達は大爆笑。となりのムッシュが女優の紹介されている新聞を手に「すごくこの日を楽しみにしていたんだ!」と目を輝かせて話しながら隣で寝てしまっている連れを少し哀しそうに見ていたなあ(^^;)私もかなり笑わせてもらいました!この偶然の出会いに又幸せを感じ、お城がライトアップされた景色をみながら今日も一日満喫です。

カルカッソンヌからは車を借りシャトーヌフデュパプへ。
この土地へはコートデュローヌの最高峰ともいわれるワインの作られる畑が見たく計画した所。畑はこの辺り土ではなく小石です。きっとこんな畑だから芳醇なワインができるんだな~と納得。私達シャトーヌフのワインが大好きなんです。早速車を置き村を散策すると試飲ができるワイン商がたくさん。たくさんありすぎて胸がいっぱいになってしまいました。そんなお店以外はひっそりととても静かな村で村の一番上にある城の廃墟から見えるローヌ川や葡萄畑の眺めは息をのんでしまうような広大さ。泊まったホテルは村から少し離れた、ちょっと贅沢なシャトーホテル。このホテルの前には葡萄畑が一面に広がり部屋からももちろん贅沢に景色を楽しめます。絵心がない私でもついこの風景を描きたいな~と思う程。夕食はショトーヌフのワインを飲みながらのコース。この日をどれだけ楽しみしてきた事か。目の前の畑でできたワインを飲みながら食事ができるなんて・・。
食事の内容は、トマトのスープから始まり、なすとブランダードがガトー風に仕上がった物、ラングスティーヌのタルタル、オマールのロティ、鳩のロティなどなど。チーズはさすがフランス!!新鮮で珍しい物がいっぱい。普段お腹いっぱいでチーズまではいけない私達ですがこれも♪あれも♪とたっぷり楽しみました!選んだワインも葡萄の濃縮感たっぷり。始め無花果を感じさせましたが最後にはコーヒーのようなアロマに変わり、時間がたつに従っての香りの変化がとても素晴らしかったです。
もちろんデザートも美味で一品は、ラズベリーの冷たいスープ 薄いパリッとするフィロに包まれたすみれとチョコレートのアイスクリーム添え。もう一品はクランブルアプリコット ローズマリーのシャーベット添え・・南仏っぽいですよね?
食事中シャトーデフィヌロッシュのオーナーが挨拶に来ましたが、とても紳士で品がよくかっこ良い♪その上ユーモアがあり、気さくで、笑顔がいい・・本物とはこのような人の事をいうんだね~。貴族だね~。と二人で変な納得をしてしまいました。オーナー日本にお仕事で来たことがあるそうですが日本食は苦手だといってました。その後も何人かに日本の食事はどう?と聞きましたがフランス人は生の魚がやっぱり苦手な人が多いですね。
そして翌日の朝食のパンの美味しい事。今まで食べたプティデジュネのパンで一番!
お庭で贅沢な景色を見ながらサクッと焼きたてのクロワッサンやバケット(生地にのびがあり焼き加減も最高♪)をほおばりながら、こんな贅沢をしていいのかな~と思わず不安になる程・・ジャムが手作りではなかったのがちょっと残念でしたが。朝食はそれぞれのホテルの色が見えるのでおもしろいな♪けっこう旅のポイントです!日本で暮らしていると朝から時間をゆっくりかけ数種のパンに数種のジャム、ヨーグルト、たっぷりカフェオレを飲み・・なんて中々現実毎日はできません。
旅で贅沢に感じるのはやっぱりこんな時間ができる事。

2006 フランス・イタリアの旅「後編」

COLUMN 3月 12th, 2006.

一番シェフが楽しみにしていたフィレンツェに到着。
街並はナポリとはがらりとかわり街全体が美術館の様・・
散歩しながら少し小高い坂をあがっていくとオリーブの木が立ち並びまさにトズカーナの絵のような景色。何時間みていても飽きない景色が広がりため息のつきっぱなしでした。
街中は楽しい♪楽しい♪食材屋さんがたくさんあり場所によってあるものも違うし店の人が薦めてくれるものも違うので大変な荷物になってしまいました。食材を買う時に日本からチェックしていた物を買おうとし店の人に‘’これを探している!‘’と紙を見せるとここのは良くない!美味しくない!と周りにいるお客さんにまでここのよりここがお勧めよね?とお喋りが始まる・・といった感じで一つ一つのお店でかなり長居する状態でした。
街を歩いていて出会う日本人達は殆どがブランド物などのきれいな紙袋を持っているのですが私達はビニール袋たっぷりにいろいろな物がはいっていて(笑)重い荷物を持ちながらこれは帰ってから私達、そしてお客さんの血となり肉となるんだ!とにんまりしながら運び帰ってきましたよ。
フィレンツェでは私の二つの小さな夢が叶いました。
まずはオリーブオイルの試飲。日本でもかなりメジャーに使われているオリーブオイルですが、中々比べる!というチャンスがなかったので夢だったんです~。
オリーブオイル専門店で数十種類のオリーブを試飲させてもらい、オリーブオイルの美味しさに目覚めました。日本で上質なものを試しても今まで感動したことがなかったのですが、ここでは新鮮なそして店主お勧め物を飲める、飲める・・嫌な味が全くなくサラッとそれでいてそれぞれ個性があるんです。これはこの料理、それはこんな物とあわせたら?など奥深かったです。みなさんにも機会あったらぜひ試して頂きたいです。
そしてもう一つは、トリュフがたっぷりとスライスされたタリアッティーニを食べる事。
イタリアで入ったレストランは結局日本で私が散々リサーチした資料もむなしく、一軒もチェックしていたお店には入らずでした^_^;
散歩中にお店の中を覗き込み、メニューをじっくりみて、地元の人が普通に通っているお店を探し二人のゴー!!が出たらはいる。どちらかがどうかな?と首をかしげるようなら次へ!を繰り返し私達のお店選びはかなり慎重です。
そしてお店を選び終え入ったお店で食べたトリュフのせタリアッティーニは、
料理が運ばれてくる前、厨房の中の方からプ~ンといい香りがして運ばれてきて私の前に現れたのは夢にまでみたスライス白トリュフがたっぷりとのったタリアッティーニ。
クラッとしてしまうくらい美味しくて食べている時に目をつぶらずにはいられずまさに至福の時♪その他にもトリュフいりのパニーニや寒くても何回も食べたジェラート。
夜キャンティワインと食べたリボリータというトスカーナ田舎料理のパンがはいった野菜スープ、タリアテッレのパスタも、キアーナ牛(ルッコラが添えてあり味付けはシンプルに塩・胡椒・オリーブオイルのみ)ポモドーロ(トマトパスタ)、チンギアーレ(猪)など
美味しい物たくさん堪能してきました☆☆☆
お店の人とふれあいながらの市場での買い物も美味しい物いっぱい試食させてもらいながら楽しかったし、月一回ピッテイ宮近くにたつBIO市もこじんまりしていて、田舎の農家の人達が売りにきているので英語はもちろん通じませんが手作りラベルはどれも可愛く品質もとても良かったです(帰ってきていろいろ食べましたがどれも自然な味で美味しい!!)画家の人から直接絵を買ったり、日本人の奥さんがいて偶然シェフと同じ誕生日のアントニオという名の友人もできました!そのアントニオからはジローラモさんのファッションチェックのように「君のスタイルにあうのはこんな感じで、こんな素材で・・」といろんな服を着せられたりも。理由は未だにわからないのですが、有名な美術館も無料で入れるラッキーな日でもありフィレンツェ滞在、たったの2日が一週間位過ごしたような有意義な日々でした。
そして最終地ヴェネチアへ。
ヴェネチアは偶然にもカーニバルの真っ只中。おまけに日曜とあって着くなり仮装した人だらけ。子供、犬までもいろーんな格好をしていて写真撮るのはきりがなく撮りたい衝動をかなりおさえました。カーニバルもいい思い出だけれど街並もやはりヴェネチア。クリスマスのデコレーションがまだ残っていてとてもきれいでしたよ。フィレンツェ同様美術館の中を歩いているようです。普通のお家の窓からはうっすらとシャンデリアがだいたいどこのお家にも飾られていてそれにも又美しくため息がでました。とっても素敵です(私はすでに3回目)初めて来たシェフは中世に迷いこんだようだ・・と小道を歩きながらつぶやいてました。
私達の旅はたいてい観光スポットよりも観光客のいなそうな地元の人がゆっくりと暮らしている所へ行っていろいろな所で暮らす人達の生活を感じたいし、レストランも洗練されていなくてもそこに住む人達が食べる物をなるべく食べたいな~と思っています。
今回はブラーノ島にいきましたが色とりどりのお家が並びとても小さい可愛い村でした。
入ったレストランも素朴で美味しかったです♡
ヴェネチアにあるレストランのサービスの悪評をたくさん聞いてましたが、(たしかに全体的に物価は高かったです)そういったお店にもあたらずしっかりと魚介のサラダ、クモ蟹のサラダやフリットミスト、イカ墨のスパゲティやリゾット。ヴェネチアならではの物食べてきました。
一番ヴェネチアで驚いたのは道を歩けばフランス語がイタリア語よりとびかっていて道を聞くだびにフランス語で返ってくる・・フランスの島か?と思う程でした。カーニバルの時期だったからでしょうか・・?
お土産はお店の名がパパノエルという事もあるので可愛いサンタクロースのガラス飾りを
いくつも買ってきました。前にヴェネチアでガラスを買い帰ってきたらいくつも粉々になっていた経験があったので今回はかなり慎重に大事な宝物を持ち帰りました!

今回のフランス・イタリアの旅は、2月で寒さ対策をしっかりとしていったのにそんなに寒くありませんでした。結局ホッカイロは使わず仕舞い。
小雨は降りましたが晴れ間が覗く日も多く、日も少しずつ長くなっていく時を感じ少し早い春を感じました。
買い物はSOLDの時期でもあったのでけっこうお得な買い物もしてきました☆☆
パリのお気に入りの雑貨屋さんではリネン類、アロマキャンドルなど買い足しました☆☆
イタリアでは、出会う人みんなが素敵な笑顔・人懐っこく親切で、人情味があるというのでしょうか?
食事は恐るべしイタリア!と私達はどこででも「モルトヴォ~ノ」を連発。
お酒も地方によっての楽しみ方もしっかりと♪
ワインはもちろん、トスカーナではビスコッティに甘口ワインヴィンサント、そして北ではグラッパ!南ではレモンチェッロ(お酒はそんなに強くない二人ですが)シェフは又帰ってきたい!という程私達はすっかりイタリア大好き!になりました。
今回の旅で、シンプルな美味しさ、素材の良さでこんなに豊かな気持ちになれるんだ!と改めて大切な事に気付かされました。
そして今度のバカンスは南フランスとトスカーナ田舎の旅も良いね?と新たな計画を始めています。
イタリア人の気質が私達に人生もっと楽しまないと・・!と一層させてしまったようです。
人生の楽しみ方は人それぞれだけれど私達は、いろいろな人達と出逢って、美味しい物食べて、笑って・・というシンプルな時間をこれからもいっぱい作っていけたらな~と思います。
帰ってきて忙しい日々が続いています。そんな時ふと出逢った人達の笑顔を思い出すと肩の力がスッ~とぬけます。みんな頑張っているので頑張ろう!!って。

2006 フランス・イタリアの旅「前編」

COLUMN 3月 11th, 2006.

フランス・イタリアの旅旅行には2月の中旬に行ったので、みなさんにはちょうどオリンピックの時期だったという事もあり高かったんじゃない?
影響あったんじゃない?といわれましたが私達の旅全くのオフシーズン価格の旅で大満喫してきました♡
最初の都市はフランス・パリです。
今回は二日間だけだったので大好きな地区サンジェルマンやマレ、ヴァヴァン辺りをた~くさん歩きました。もっとのんびりしていたいシェフは連れまわされた感じでしたがだいぶパリの地図も頭にはいり今までよりも楽しそうでした♪
ヴァレンタイン前日から過ごしましたが、ショップのウインドウにはハート♡が可愛くペイントされていたり、お菓子ではハートのマカロンが可愛くディスプレイされていたり、、レストランもヴァレンタイン特別メニューがでている所も結構ありましたよ。
夜はおしゃれしたカップルがいつもより多い感じもしました。
日本程の賑わいは予想通りなく、ただ一番の印象は朝から花束をかかえたムッシュの多いこと!若い人からお爺さんまで・・こちらは男性が女性に花束など贈り物をするんですよね~。さすがフランス人。絵になるな~。
隣を何にも考えてなさそうな幸せ顔をして歩いているシェフに一言!
来年はお願いしますね~(^_-)
街はクリスマスからのイルミネーションがそのまま残っていてとってもいい雰囲気でしたよ。
そして又お気に入りのお店も増え二日間を有意義に過ごしました。
イタリアの初めに入った都市はナポリです。
シェフはイタリアが初めての上、始めて入った所がナポリ!
イタリア人の気質、街の騒々しさにびっくり(*_*)していました。
ナポリに行く!というとまずみんな口をそろえていったのは治安悪いから気をつけて!
イタリアに住んでいる友達にも散々いわれてきた場所です。確かに異常に警察は多いし、露天を開く人達、道を渡るときなどは殆ど信号がなく車はひっきりなしに通り、少しでも気をゆるめたらひかれる~とついたばかりはびびってましたが、実際その空気になれると何てこともありませんでした。
ただ、私達は手ぶらで歩きましたが少しでも上着の中にいれているバックが外にでていると地元の人達に危ないから洋服の中に入れろ!と注意をされます(^_^;)
その度にスリが普通にいるんだな~と気を引き締められる思いでした。
子供がコップを持ってお金をちょうだい・・という姿も何人も見ました。
ナポリは下町という言葉があう町。家々の窓には紐に洗濯物がほされ(それさえも絵になるのですが)たくさんの小道には生活感があふれている。かと思えばすごい外装の建物、教会がど~ん!と前に現れたり路地の壁にはお花が飾られたマリア像が佇んでいたり、不思議な町です。
シェフには「君は本当に何処でも生きていけるね?」と言われながら、片言のイタリア語で道行く人に道を聞き(私はなるべくその国の言葉で話したい!と思う人なので)、地元人の足、超満員バスにも乗り込み、美味しそうな地元の人しかいかないような所にもズケズケと入っていき・・。結果、今まで食べたピザの中で一番美味しいピザ(マルゲリータ)が食べられ、お店の人には南イタリアならではのレモンチェロなどのレモンのリキュールをサービスしてもらったりと南イタリア楽しめました。
他にも海の幸イカやタコ、パスタ(手打ち)、モッツアレラチーズ、オマールエビそしてどこで食べたトマトの味もコクあり、甘さあり、酸味ありですばらしく美味しかったです♪♪
そしてお菓子!ですがこっちの人は甘い物好きだな~としみじみ実感。
ガイドブックに地元の人も行列を作るお菓子屋さん、などとのっていた所は老若男女問わず本当に甘いものを求めて並んでいるし、そのお菓子たちは私達もいくつも試したけれど、甘~いんです。ティラミスはレストランで食べるデザートですが、お菓子屋さんではラム酒のたっぷりときいたババ、カンノーリやスフォリテッラというリコッタチーズやドライフルーツの入ったものなど、一つ食べたらクラッとするような♡ でも一つchiacchiereというほんのり甘い揚げ菓子は癖になる美味しさでした。お店で食べるデザートではやはりさっぱりと濃厚なレモンのグラニータ(シェーベット)が美味しかったです。
今回カプリ島にも行きましたがここでは初めて船のストに出くわしました。
船の周りでは大騒ぎでどうなる事やら・・島に渡れるのか?と不安も一瞬ありましたが絶対にもう一度行きたい島!という気持ちも通じたのか30分位待っただけで違う船が無事でてくれました!
そしてオフシーズンの静かなカプリ島でゆったりとしたお休み、まさにヴァカンス☆☆☆を過ごしました。
カプリ島は青の洞窟で有名な所ですが、ただブラッと景色、普通の人達の住む家や表札(すごく可愛いんです)をみながら歩くだけでも十分に楽しめる所だと思います。ナポリから一時間前後位で来れるんですよ!
気候は暖かく2月なのにミモザの花が咲き、オレンジやレモンの木もた~くさん!そして大好きな猫達ともいっぱい出会いました♪

2005 フランス旅 Part3

COLUMN 9月 28th, 2005.

十二日・十三日目・・ノルマンデイ地方
オンフルールの街へ。ここの街もすでに3回以上は来ているお気に入りの街♪
途中のるバスからもシードルやカルヴァドス農家の可愛い看板が目につきはじめてワクワク度がどんどんあがっていきます。
この街も又絵のように美しい街。印象派の画家達もここの風景を描いていて、旧港前には今でも絵を描く人達がいます。そのレベルの高い事・・。シェフはフラフラとお店を見るより絵を描いている人を大好きなアイスを食べながら眺めているのがなんだか幸せそうでした。母も又、この場所は二度目ですが「わ~、やっぱりここは絵みたいだね。写真もどことっても絵になるからきりがない」を連発しもう一度来れた事をとても喜んでました。私はというと、街をフラフラ、可愛い看板見つけてはニヤリとシャッターを押し(さすがアーテイストの多く住む街で本当に可愛い看板・お店いっぱいなんです)丘の上の教会に行って地元のご夫婦とベンチで話してみたり、観光客が通らないような裏の道、小道を見つけ歩く!歩く!この街を大散策です!旅をしている時そこに住み生活している日常を見る事ができた時がなんだかすごーい幸せなんですよね~。今までも通りすがりのお家のマダムにお茶をご馳走になったり、道を聞いたのをきっかけにいろいろと教えてもらったり、田舎の人達はのんびりしていて本当に温かい。
街にはたくさんの酒屋さんがありますが、お店に置くお酒は二人で選びましたが、かっぷくよく少し頬を赤くした感じのムッシュのいる酒屋で5種類以上の地酒ポモーやカルバドスなどアルコールの高い物ばかり「これ飲んでみる?」とどんどんグラスにつがれ、最後は正直暑くなってきて味もわからなくなってしまいましたが、香りのいいのを選びました。
夕食もやはりカルバドスが使われていました。ソースにですが・・。デザートの林檎のシャーベットにカルバドスがかけられているのもシンプルだけど美味しかったな~。
オンフルールでの楽しみは朝市にもありました。週一度BIOの市もたちますが、私達がいた時は通常のマーケット。このあたりも乳製品が有名なので牛乳や生クリーム、ポンレヴェックなどのチーズ、朝からかなり濃厚でしたがブーダンノアール(豚の血で作るソーセージ)を試食させてもらったり、オリーブもノルマンデイという事もありシードルもいれ浸けたものなど・・。朝少し雨が降りましたが、ここの市も活気ありみんな「グテ?試食する?」と声をかけてくれます。そしてついつい美味しく買ってしまうんです。だってあんなに美味しい物、そこじゃなきゃ食べれないですからね・・。
そしてルーアンの街への移動。
ルーアンはパリから一時間30分かからないような場所なので、にぎわいある街です。
ここにはモネが描き有名になったノートルダム大聖堂があり、今年の6月から9月中旬までこの大聖堂に日没から(10時過ぎ)光で再現するモネのカテドラルというイベントが行われるというのを日本で知り行く事を決めました。
ホテルは大聖堂横にとりそのイベントを体験しましたが、大きく壮大な大聖堂に12のイメージ(モネの絵から発想したイメージ)が順に音楽とともに照射されるのだけど三人とも言葉を失う程の美しさ。こんな事をやってしまうのがさすがフランス!だなーと感心してしまいました。
ただ大聖堂を見るだけでもそのスケールの大きさに感動するのに、そこに美しい絵が映し出されるんですよー。これは見なければ伝わらないなー。その他にもこの街にはジャンヌダルクが火刑にされたとしても知られた場所でジャンヌダルク教会もあります。
その中のステンドグラスは壁一面に広がりここも又綺麗です。何時間見ていてもあきません。ちょうど教会では結婚式も行われていてとてもいい思い出になりました。
他の街では食べ歩きが一番の目的でしたが、この街では教会で偶然に行われていたパイプオルガンの演奏に聞き入ったり、教会の中のステンドグラスを眺めたり、ホテルから見える大聖堂をじーっと眺めていたり・・とした時間でした。

十四・十五日目・・パリ
最後パリではデパートに行ったり、セレクトショップに行ったりとあっという間に日本時間に戻ったような慌しさでした。

今回の旅は始めの一週間が30度位の暑さで、その次の週には一気にみんながコートを着込む程気温が下がり、雲もどんより・・。パリは一気に秋でした。

もちろんいろんなお店があり、新しい物をいっぱいとりいれているパリ、パリの建物、散歩も好きですが私達は人と人が挨拶をし触れ合える田舎(地方)が好きです。
ちょっとした会話をしたり、一緒に笑い会えたりした出会いがあったことが後で一番思い出に残っています。偶然にアコーデオンの演奏弾きと出会って素敵な音楽が聞けたり、市場で果物を買った時にお店の人が「いつ食べるの?今日の夜だったら・・」と一生懸命選んでくれ、その果物がすっごく美味しかったり、お菓子の型を買ったらその土地の作り方の書いたクッキーのレシピをくれたり、そんなささいな事がすごーく幸せでした。
そんな繰り返しをしながら気持ちがクリアになっていくのが旅の良さです。日本にいるとどうしても気持ちの切り替えが器用にできなくなり、息が詰まってきたりストレスがたまったり、、でもそれは日本人だけではなくてフランス人も働くときは働き、休む時はしっかり休む。なのでみんないい顔にみえるのでしょうか?

シェフは今回の旅で始めていく地方がいくつもあったので始めて本場の地方料理を食べ、又いろいろ吸収していたようです。本場で食べるのと輸入されてくる物の味の違いにも改めて驚いてました。それは仕方ないですが、、
私がこの旅で多く食べたデザートはフロマージュブランです。
くせのないチーズのデザートですが、お店によっては砂糖だけが添えてあったり、一番多いのはベリーがデコレーションしてあったり、ナッツがちりばめてあったりです。
その他は、素朴なベリーのクランブルや、林檎のタルト、フォンダンショコラ、マカロンなど着飾る事無く素朴なお菓子たちです。そんなお菓子を食べると本当に落ち着くんです。
そしてお買い物はというと、キャンドルや香り物石鹸類がやはり多かったです。
入れ物やラッピングがどれも可愛くてついつい買ってしまうんです。

何もしなくても良し。行きたい所に気が向くままに行くのも良し。
それがヴァカンスです♡
そして、旅はやめられな~い♪と次のヴァカンス計画を早速している二人です。

今回の旅のおすそわけが少しでもできるよう又頑張ります。

<今回撮った写真はお店においてあります。ぜひ声かけて下さいね!>

2005 フランス旅 Part2

COLUMN 9月 27th, 2005.

五日・六日目 ・・ブルゴーニュ地方
フランスもまだまだ暑い。この日30℃!!
でも日本のように湿度がないので日差しは強いがカラッとして気持ちが良い。
フランス人を見るとみんな太陽の日差しを心から喜んでいるようで私もついついシミやソバカスなどの事も忘れ思い切り陽をあびてしまう。日本のように日傘などさしている人は一人もみあたらないのだから・・・。
そんな炎天下。私達の夢であったヴォーヌロマネの畑へついに行く事が実現。
ニュイサンジョルジュという駅まで電車で行きそこからは歩いて一時間少々・・。
普通の日本人や観光客はきっと車で行くのだろうが、私達はあのグランクリュ街道を歩きたかったんです。ロマネコンテイの畑の前で会った日本人の人にも思い切り「歩いてこられたんですか?大変ですね~」など言われたけれどあんなに気持ちのいい時間はなかったな~。どこを見てもブドウ畑。それも世界で有名な美味しーいワインが作られている葡萄畑を少し申し訳なく思いながらも葡萄をつまみ(葡萄はぬるいけど濃縮した甘さで美味しかった♪)喉をうるおしながら歩き、今はちょうど畑にでている作り手も多く真剣に葡萄を手入れする眼差しに感動し、日本でも美味しくワインが飲めることに改めて感謝する事もできました。
さすがにロマネコンテイの畑の葡萄を一粒。今まで食べた葡萄で一番高価なんじゃないか?とかみ締め頂きました♡ロマネコンテイの畑ではたくさんの人が車で訪れ写真を撮り去っていく中、スウェーデンの新聞記者の人に日本人がこの畑を尋ねてきた所を写真に撮りたい!となんと私達モデルになっちゃいました。畑の前で二人向き合って~とか言われ・・・。私達を知っている人達はそれ想像するだけで笑っちゃうんじゃないですか?その後は、忙しそうにワインのコルク詰め作業をしていたあるドメーヌに頼み急遽、いくつかのワインを試飲をさせてもらいました。ここの醸造責任者のちょっと照れ屋のデデに頼んだおかげです。
夜はブルゴーニュワインとブルゴーニュ名物、エスカルゴや鴨をボーヌで堪能。本場で飲んだキールも美味しかった。
今日出逢った人達もみんな親切で笑顔が素敵だったな♪♪
旅はやめられない!!とつくずく思った今日一日でした。

七日・八日・・パリ
旅の中間地点。
パリでは前から行きたかったラスパイユのBIOの朝市、訪れる旅に行くクリニュンクールの市、そしてこの先計画しているブルターニュ地方のポンタヴェン派の予習もかねオルセー美術館。なんと月始めの月曜日は無料でラッキーでしたがもう人、人で。やっぱり美術館は静かな空間でゆっくりといろーんな事想像しながら見れるような小さな美術館が好きだな~。パリでもマルモッタン美術館は閑静な住宅街、地元の人がゆったりと遊んでいるような公園の近くでまだまだゆっくり見れとても落ち着く空間ですよ。モネの絵が中心です。
食事は、去年行って気に入ったマレのイタリアンへ行ったり(スタッフも変わらず味も美味しく嬉しかったー)、私達の好きなサンルイ島モン・ヴィエイヤミでご飯を食べたり(ここは今とっても注目されているアルザス三ツ星レストランのビス店)、そして大好きなヴェトナム料理店へ。ちゃんとしたヴェトナム料理のレストランもいいけど私達は街場の小さいヴェトナム料理の店がやっぱり好きだな。
そして、パリでは雑貨や洋服屋さんがたくさんあるヴァヴァン、サンジェルマン、マレへウインドウショッピング。思い出すだけでも‘’あ~幸せ☆☆☆‘’
今回はちょっと贅沢してエッフェル塔の見えるホテルに泊まりました。
夜ライトアップされているエッフェル塔を部屋から見るのは贅沢でした。たまにはいいですね!

九日・十日・十一日目・・ブルターニュ地方
ここから今年のヴァカンスは母親も参加。
始めてレンタカーで車を借りました。パリから高速に乗る所まではかなり緊張しましたが、前日からのシェフのイメージトレーニングのおかげでスムーズにパリを脱出。
シェフはフランスで車に乗るのをかなり緊張していたようで、私にナビを頼んでおきながらも次に何号線、次は何号・・と暗記をする程ばっちり道を覚えてました(笑)さすが!
車で始めに向かったのは、ブロン牡蠣を養殖している場所.RIEC SUR BELON。車で5時間位かけて行ったかいがありました!そこではシェジャッキーというレストランがあり美味しいブロン牡蠣が食べれます。濃厚なスープドポワッソン(エビの殻や魚のあらなどすべてすりつぶしたような濃厚さ)、手長海老やムール貝、蟹、小粒で丸く味が濃いブロン牡蠣をビネガーとエシャレットをつけながらうなりながら食べ、・・海の幸万歳。着いた時は雨が降っていたけど、帰る時には雲一つない青空。海がきらきらしてすごく綺麗でした。牡蠣の殻をあけている人、海から帰って来る漁師さん。とってものどかな港町でした。
夕食はコンカルノーという街の庶民的な地元の人しかいかないようなレストラン。
それでもそこのオーナーは温かく迎えてくれ、味も良し。なによりもグラスワインで飲んだミュスカデはこれまた美味でお替りしました。日本円で250円位ですよ~。感動です。海の幸ともばっちり♪このあたりではフリュイドメール(海の幸の盛り合わせ)やムールマニエール(小さいムール貝がたっぷり運ばれ、付け合せにはたっぷりのポテト)ばかり食べてきました。ムール貝は数えたら100個はいってたのには驚きでした。
日本じゃ考えられない~。
その日の夜はグランドロッシュ(大きな岩)という名の通り、大きな岩が庭や入り口にいくつもある古い農家を改造したオーベルジュ。このブルターニュでは巨石群が有名な箇所がいくつかあり私達はすごく興味を持ちました。いまだに誰が?どこから?何のために運ばれてきたのか?は謎だといわれているそう。ホテルの部屋は石・岩でつくられた暖炉のある二階建てのペンション風で素敵でしたが、もっと感動したのは朝食に出てきた手作り桃のジャムとアカシアの蜂蜜!!香りがよく味も濃厚で何の種類か?聞いてしまった程。この界隈には蜂蜜をつくっている所がたくさんあるな~と車で気になっていたのでなんだか期待以上の味で嬉しかった。
ポンタヴェンの街へ。
私のずっと行きたかった街。
ここは、ポールゴーギャンが住んだ事もある街で、街には水車があったり、きれいなアヴェン川が流れていて絵になる街です。そして私が大事に持っているハガキ。ゴーギャンの絵の黄色いキリストのモデルになったキリストの木像のあるトレマロ礼拝堂が街から少し離れた所にあります。そこへ歩いていく途中にすれ違う地元のおじいちゃん、おばあちゃんは目があうと「ボンジュール」と声をかけてくれます。なんだか温かい気持ちになりながら礼拝堂に辿り着くと、もちろん拝観料は無料でひっそり静かにキリスト像がありました。こんな場所に来ると何百年も前から地元の人に使われ、愛され、必要とされているようなこんな場所に来れた事を幸せに感じながら昔、ゴーギャンが住んでいた頃の事など想像する時間が贅沢に流れました。この街にある美術館もこじんまりしていて、途中ポンタヴェンに住んだ画家達のビデオ上映をしてくれたり、内容濃いです。好きな場所のひとつになりました。
そしてブルターニュといえば、塩、いわしの缶詰め、バターで有名。お菓子にもクイニーアマンやクレープ、ファーブルトン、ガレットブルトンヌ、キャラメルムーと。名物のお菓子がたくさんあります。お店では試食ができる所がたくさんあるのでいっぱい摘みました。クイニーアマンという名のお店で、切り売りしてくれるクイニーアマンを食べました。
オーブンで少し温めてくれ、ジューッとバターがたっぷり!!良質なバターだからか本当にくどくなく美味しかった~。
カンペールに行く前に突然行ってみよう!という事になったブルターニュ西部の岬、ラ岬。
向かっている途中のガイドブックにはまだ紹介されていないような街もいっぱい絵になるような所がありましたが、(ちょっと南スペインみたいな町並みが多く)
ラ岬は想像以上に広大で海の青さと自然の景観がもうすばらしい~としかいいようがない。
そして自分達のちっぽけさを改めて、当たり前のように感じ、海をみながら、こんな気持ちの良い所でおにぎりなんて食べたら最高♪と思うご飯大好きな三人でした。
カンペールの街。
大聖堂は残念ながら修復中で少し迫力なかったけれど、クレープ屋のはしごをしシードル&いろいろな種類のクレープ食べてきましたよ!
そしてボーダーの本場。ブルターニュ!ボーダーファッションみんなきまってました。
おじいちゃんやおばあちゃんまで自然に着ているのがすごく可愛くて、、。
それにベレー帽をあわせて着ていたムッシュ。絵になりすぎでした♪